
「RTX 5070とRX 9070、どっちが速い?」——GPU選びでは、まず性能の序列(どれがどれくらい強いか)を把握すると判断が早くなります。このページでは、現行GPUの強さ順を相対性能の目安つきでまとめました。
なお、詳しい選び方(VRAMやアップスケーリングの考え方)はグラフィックボードの選び方で解説しています。
現行GPU性能比較早見表
ゲーミング性能の高い順に並べた早見表です。スコアは性能の目安(数値が大きいほど高性能)で、遊ぶタイトルや設定によって変動します。
現行GPU 性能スコアの目安
性能の目安スコア(概算・大きいほど高性能)。カッコ内はVRAM
数値はあくまで目安です。実際の差は遊ぶタイトルや画質設定で変わり、特にレイトレーシングを有効にするとNVIDIA(RTX)が有利になりやすい点には注意してください。
ランク別の位置づけ
序列をざっくりグループ分けすると、選ぶときの目安になります。
| ランク | 該当モデル | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| ハイエンド | RTX 5090 / 5080 | 4K最高画質・妥協なし |
| アッパーミドル | RTX 5070 Ti / RX 9070 XT | WQHD高画質〜4K入門 |
| ミドルハイ | RTX 5070 / RX 9070 | WQHDの主力 |
| ミドル | RTX 5060 Ti / RX 9060 XT | フルHD〜WQHD・コスパ |
| エントリー | RTX 5060 / Arc B580 | フルHD・低予算 |
主要GPUの実fps(参考)
相対スコアを実際のフレームレートで裏取りすると、序列の感覚がつかみやすくなります。重量級の代表として「サイバーパンク2077(最高設定・DLSSなし)」の平均fps例です。
| GPU | WQHD | 4K |
|---|---|---|
| RTX 5070 | 104 fps | 49 fps |
| RTX 5070 Ti | 125 fps | 60 fps |
| RTX 5080 | 143 fps | 71 fps |
4KはDLSS 4のフレーム生成を併用するとさらに大きく伸びます。逆にApexやフォートナイトなどの競技系はCPU律速で、これらのGPUなら解像度を問わず144fps以上に達します(GPUの差が出にくい領域です)。
このGPUを積んだPCの予算目安
「このGPUのPCはいくら?」を価格帯から逆算できるよう、現行ミドル〜ハイの目安をまとめました。
| GPU | 予算帯 | 得意な解像度 |
|---|---|---|
| RTX 5060 Ti 16GB | 20万円台 | フルHD〜WQHD |
| RTX 5070 | 30万円台 | WQHD本命 |
| RTX 5070 Ti | 40万円台 | WQHD最高〜4K |
| RTX 5080 | 50万円台 | 4Kハイエンド |
各価格帯の詳しい構成・実売・おすすめモデルは、こちらの記事へ。
- 20万円台のおすすめゲーミングPC(RTX 5060 Ti 16GB)
- 30万円台のおすすめゲーミングPC(RTX 5070)
- 40万円台のおすすめゲーミングPC(RTX 5070 Ti)
- 50万円台のおすすめゲーミングPC(RTX 5080)
- 予算別ゲーミングPCの選び方(全体像)
前世代・旧モデルの性能目安
いま使っているGPUと現行モデルを比べたいとき用に、前世代以前の主なGPUも同じスコア基準で並べました。買い替えで「どのくらい伸びるか」の参考にどうぞ。旧世代はVRAM容量やDLSSなどの対応世代で見劣りすることがある点も意識しておくと安心です。
前世代・旧モデル 性能スコアの目安
現行と同じ基準の目安スコア(概算)。カッコ内はVRAM
内蔵GPU(iGPU)の性能目安【参考】
内蔵GPU(iGPU)は、CPUに内蔵されたグラフィック機能です。単体GPUと同じ基準で並べると、その差がはっきり分かります。
内蔵GPU 性能スコアの目安
単体GPUと同じ基準の目安スコア(概算)
多くの内蔵GPUは、軽いゲームや旧作、設定を落とせば遊べる程度で、最新の重量級タイトルを快適に遊ぶには単体GPUが必要です。携帯ゲーム機(Steam Deckなど)の多くもこの内蔵GPUを使っています。
ただし、Radeon 8060S(Strix Halo)のような一部の高性能APUは、エントリークラスの単体GPUに迫る性能を持ち、小型PCやゲーミングノートで存在感を増しています。
前世代からの買い替え目安
前世代(RTX 40シリーズ・RX 7000シリーズ)を使っている場合、2世代分ほどの差があると体感しやすいのが目安です。たとえばRTX 3060クラスからの乗り換えなら、現行のミドル〜ミドルハイで大きな満足感が得られます。一方、ひとつ前のミドルハイからの買い替えは、価格差ほどの伸びを感じにくいこともあるので、解像度を上げる予定があるかで判断すると失敗しません。
よくある質問
Q.性能スコアの数値はどう見ればいい?
A.当サイト独自の性能目安スコアで、数値が大きいほど高性能です。スコアが2倍ならおおよそ性能も2倍のイメージ。3DMark等の実測ベンチの絶対値ではなく、序列をつかむための概算としてご覧ください。
Q.同じくらいの数値ならどちらを選ぶ?
A.レイトレーシングやDLSSを重視するならNVIDIA、同価格での素の性能やVRAMコスパを重視するならAMD、という選び分けが分かりやすいです。
Q.結局どれを買えばいい?
A.性能だけでなく、遊ぶ解像度・予算・用途で決まります。詳しくは選び方ガイドをご覧ください。WQHDならRTX 5070 / RX 9070クラスが定番です。
Q.RTX 5070搭載のゲーミングPCはいくらですか?
A.2026年6月時点で、RTX 5070搭載のBTOはおおむね30万円台が目安です。RTX 5060 Ti 16GBなら20万円台、RTX 5070 Tiなら40万円台、RTX 5080なら50万円台が目安。価格帯別の詳しい記事も用意しています。
まとめ・次に読みたい記事
GPUは性能の序列を押さえたうえで、遊ぶ解像度に合うクラスを選ぶのが失敗しないコツです。相対性能はあくまで目安として、用途や予算と合わせて判断してください。


