『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.2』が、2026年8月27日にPC(Steam)・PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2向けに発売されます。目玉は、2008年の発売からおよそ18年間PlayStation 3独占だった『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』が、初めてPCに移植されること。あわせて『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』のHDエディション、ゲームボーイカラー版『METAL GEAR: GHOST BABEL』の計3作品が収録されます。この記事では、公式に発表された動作環境をもとに、実際どんなPCで遊べるのかを整理します。

収録される3作品

METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS
2008年にPS3独占で発売されたシリーズの集大成的作品。今回のマスターコレクションVol.2で初めてPC・他機種へ移植されます。
METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(HDエディション)
PSP発売作のHD版。マスターコレクションVol.2では、既存のHDエディションをベースに各プラットフォーム向けへ再移植されています。
METAL GEAR: GHOST BABEL
2000年にゲームボーイカラーで発売された外伝的タイトル。今回のコレクションにあわせて収録されます。

MGS4は、日本語選択時に限り「オリジナルモード」に加えて線をくっきりさせた「高解像度モード」も選べると案内されています(英語など他言語選択時は高解像度データが適用されません)。

公式動作環境(Steamストアページで確認)

階層CPUメモリGPUストレージ
最小Core i5-9600K16GBGTX 165034GB(SSD推奨)
推奨Core i5-1050016GBGTX 97034GB(SSD必須)

OSはいずれの階層もWindows 11(64bit)専用で、Windows 10は非対応です。DirectX 12・ブロードバンド回線も必須と案内されています。

注意したいのは、最小要件のGPUがGTX 1650、推奨要件のGPUがGTX 970と、一般的な「推奨のほうが高性能」という並びとは逆になっている点です。GTX 970は2014年発売のやや古い世代のミドルクラスGPUですが、アーキテクチャの違いから、実際のゲーム性能ではGTX 1650と同等かそれ以上の場面も珍しくありません。海外メディアの一部ではこの2つを逆に紹介している例も見られましたが、Steam公式ストアページ(日本語版・英語版とも)を直接確認したところ、最小=GTX 1650・推奨=GTX 970という表記で一致していました。本記事はこの公式表記に基づいています。

結局、どのくらいのPCなら遊べる?

いずれにしても、GTX 970・GTX 1650はどちらも現行基準では入門〜下位クラスのGPUです。最新のオープンワールド大作のような重量級タイトルとは異なり、高性能なグラフィックボードを新調する必要はほぼありません

  • 数年前に組んだゲーミングPC・ゲーミングノートなら、大半はすでに要件を満たしている可能性が高いです
  • これから初めてゲーミングPCを買う場合も、10万円台クラスのエントリー構成で十分快適に遊べます
  • CPUも「Core i5-9600K/i5-10500」クラスが基準で、現行の主流CPUであれば余裕を持って上回ります

一方で、内蔵GPUのみのビジネスノートやオフィス用PCでは要件に届かない場合があるため、購入前にグラフィックボード(またはある程度性能のある内蔵GPU)を搭載しているかは確認しておきましょう。

よくある失敗

Windows 10のまま起動しようとする
本作はWindows 11専用です。Windows 10環境では動作要件を満たさないため、事前にOSのバージョンを確認しましょう。
「推奨=高性能」と思い込んでGTX 970を格下扱いする
本作は推奨要件のGPUがGTX 970、最小要件がGTX 1650という珍しい表記です。数字上の新しさだけで判断せず、公式ページの表記をそのまま確認しましょう。
最新AAA大作と同じ感覚でハイエンドGPUを検討する
MGS4・ピースウォーカーはいずれ元がPS3・PSP世代の作品です。最新の重量級タイトルほどのGPU性能は必要ありません。
ストレージ容量を確認せず購入する
必要空き容量は34GBです。SSDの空き容量が少ないPCでは、事前に整理しておく必要があります。

よくある質問

Q.METAL GEAR SOLID 4は本当に今回が初のPC移植ですか?

A.はい。MGS4は2008年の発売からおよそ18年間PlayStation 3独占タイトルでした。今回の『マスターコレクションVol.2』が、PCを含む他機種への初めての移植となります。

Q.発売日と価格を教えてください

A.2026年8月27日に、PC(Steam)・PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2向けに発売されます。Steam版の価格は6,600円(税込)です。

Q.収録されている作品は何ですか?

A.『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(HDエディション)』『METAL GEAR: GHOST BABEL』の3作品です。

Q.最小要件と推奨要件、どちらのGPUが高性能ですか?

A.Steam公式ページの表記では、最小要件がGTX 1650、推奨要件がGTX 970です。一般的な「推奨のほうが高性能」という感覚とは逆の並びですが、GTX 970はアーキテクチャの違いから実ゲーム性能でGTX 1650を上回る場面も多く、矛盾した表記ではありません。

Q.Windows 10でも遊べますか?

A.遊べません。本作は最小・推奨のいずれもWindows 11(64bit)専用と案内されており、Windows 10は非対応です。

Q.今持っているゲーミングPCで遊べますか?

A.GTX 970・GTX 1650クラスは現行基準では入門〜下位クラスのGPUです。数年前に組んだゲーミングPCであれば、多くの場合すでに要件を満たしています。OSがWindows 11であることとあわせて確認しておきましょう。

まとめ・次に読みたい記事

『メタルギアソリッド マスターコレクションVol.2』は、18年間PS3独占だったMGS4がついにPCへ移植されるという、シリーズファンにとって大きな意味を持つタイトルです。動作要件自体は現行基準で低めなので、新しくハイエンドGPUを買い足す必要はほとんどありません。確認すべきはむしろ、Windows 11環境であることと、ストレージの空き容量(34GB)です。これから初めてゲーミングPCを組む場合も、エントリークラスの構成で十分に対応できます。