『鬼武者 Way of the Sword』は、2006年発売の『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』以来20年ぶりとなる、シリーズ第5作の完全新作です。瘴気によって異変が生じた江戸時代初期の京都を舞台に、宮本武蔵を主人公とした剣戟アクションが展開されます。発売日は当初の2026年9月25日から3週間前倒しされ、2026年9月4日に決定しました。カプコン自社のRE ENGINEを採用しており、PC選びの観点では最近のUnreal Engine 5大作と比べて要求スペックが控えめという特徴があります。さらに、無料の体験版とベンチマークソフトがすでに配信中で、購入前に自分のPCで実際の動作を確認できるのも大きな安心材料です。この記事は、公式の動作環境と体験版ベンチマークの実測データをもとに、PC選びのポイントを整理します。

先に結論(編集部のおすすめ)

RE ENGINE採用で軽快な部類のタイトルです。過度に高スペックを狙う必要はありません。

遊び方CPUGPUメモリ
フルHD・標準(入門)Core i5-12400 / Ryzen 5 5600RTX 506016GB
WQHD・快適(本命)Core i5-13600K / Ryzen 7 7700RTX 5060 Ti 16GB16GB
4K・快適(上位)Ryzen 7 7800X3DRTX 5080以上32GB

体験版・ベンチマークソフトで購入前に実機検証できる

本作は珍しく、発売前から2種類の無料コンテンツで実機検証が可能です。

体験版(ストーリーデモ)
2026年6月3日から配信中。清水寺ステージ(約30分)をプレイでき、宿敵「佐々木巌流」とのボス戦まで体験できます。セーブデータを引き継ぐと製品版で御守「首灯」がもらえます。
ベンチマークソフト
2026年7月14日に配信開始。Steamでは「鬼武者 Way of the Sword」のPlaytestへの「アクセスをリクエスト」から入手できます(ストアページから直接ダウンロードできない点に注意)。Epic Gamesストアでも配信されています。

購入を迷っているなら、まずこの2つを試して自分のPCでの動作を確かめるのが確実です。

RE ENGINEで軽量。実測ベンチマークデータ

ベンチマークソフトを使った実測(Ryzen 7 9800X3D・DLSS/フレーム生成オフのネイティブ画質・最高設定)では、次のような結果が報告されています。

GPUフルHDWQHD(1440p)4K
RTX 5090236fps188fps124fps
RTX 5080180fps136fps81fps
RTX 5070 Ti158fps119fps70fps
RTX 5070129fps93fps54fps
RTX 5060 Ti 16GB101fps73fps40fps

RTX5060 Ti 16GBでもフルHDネイティブで平均100fps超え、WQHDでも70fps台に達しており、この夏の一部のUE5大作(Lumen採用タイトルなど)と比べると要求スペックはかなり控えめです。4KでもRTX5070 Ti以上であれば60fps台後半〜70fpsを狙えます。

公式動作環境

階層CPUGPUメモリ目安
最低Core i5-8400 / Ryzen 3 3100GTX 1660 6GB / RX 5500 XT 8GB16GB1080p・低設定30fps
推奨Core i5-10400 / Ryzen 5 3600RTX 2060 SUPER 8GB / RX 6600 8GB16GB1080p・中設定60fps
高品質推奨と同等以上RTX 4060 Ti / RX 6750 XT16GB1440p・高設定60fps
最高品質推奨と同等以上RTX 4070 Ti / RX 7900 XT16GB4K・最高設定60fps

ストレージは共通で50GB(SSD必須)、DirectX 12が必要です。Low〜Ultraの4階層で公式スペックが示されているのは珍しく、狙う解像度・fpsに応じて選びやすくなっています。

注意点:Windows 11が必須

本作はWindows 11のみ対応で、Windows 10では動作しません。長くWindows10を使い続けている場合は、発売前にアップグレードを済ませておく必要があります。

DLSS・FSRに対応。フレーム生成・レイトレーシングも搭載

DLSS4.5・FSR3.1に対応
NVIDIA RTX環境ではDLSS、それ以外でもFSRの超解像機能が利用できます。
フレーム生成・レイトレーシングもベンチマークで確認済み
2026年6月時点では公式に未発表でしたが、7月配信のベンチマークソフトには「DLSS Frame Generation」「Multi Frame Generation」の設定に加え、レイトレーシングを有効にした状態のテスト結果も報告されており、両機能とも搭載されていると考えられます(RTX5090でレイトレーシング有効・Ultra設定時、フレーム生成なしで約145fps、Multi Frame Generation有効で約432fpsという実測報告があります)。

動作が重いと感じたときの対処法

GPUドライバを最新化
NVIDIAは591.86以降、AMDは26.3.1以降のドライバが推奨されています。
電源プランを「高パフォーマンス」に変更
ノートPCやスリープ設定によっては省電力プランがボトルネックになることがあります。
Steamでゲームファイルの整合性を確認
ダウンロード時の破損がスタッターやクラッシュの原因になっている場合があります。
セキュリティソフトの除外設定
常駐セキュリティソフトがリアルタイムスキャンでフレームレートを落としている場合があります。

予算別の構成例(パーツ実例)

RE ENGINEの軽さを踏まえ、過不足のない構成にしています。価格はBTO完成品の目安で、メモリ高騰により変動するため、最新は各メーカーで確認してください。

フルHD・標準(入門)/約18〜22万円
Core i5-12400(または Ryzen 5 5600)+ RTX 5060 + 16GB + 550W電源。公式推奨(RTX2060 SUPER)を大きく上回る、無難な構成。
WQHD・快適(本命)/約22〜26万円
Core i5-13600K(または Ryzen 7 7700)+ RTX 5060 Ti 16GB + 16GB + 650W電源。実測ベンチではWQHDでも平均70fps台を狙える構成。
4K・快適(上位)/約38〜45万円
Ryzen 7 7800X3D + RTX 5080以上 + 32GB + 850W電源。4Kでも高フレームレートを狙える構成。

よくある失敗

体験版・ベンチマークを試さずに購入する
無料で実機検証できる機会があるのに使わないのはもったいないです。特に手持ちPCの動作が不安な場合は必ず試しましょう。
Windows10のまま購入して起動できない
本作はWindows11必須です。事前にOSのバージョンを確認しておきましょう。
UE5大作と同じ感覚で過剰なスペックを組む
RE ENGINE採用で比較的軽量なタイトルです。予算をかけすぎず、狙う解像度に合わせた構成で十分です。
6月時点の「レイトレ未発表」情報のまま止まっている
7月配信のベンチマークソフトではレイトレーシングを有効にしたテストが行われており、搭載されていると考えられます。最新の情報も確認しておきましょう。

よくある質問

Q.鬼武者 Way of the Swordはどんなゲームですか?

A.2006年の『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』以来20年ぶりとなるシリーズ完全新作です。瘴気で異変が生じた江戸時代初期の京都を舞台に、宮本武蔵を主人公とした剣戟アクションが展開されます。発売日は2026年9月4日です。

Q.購入前に自分のPCで動くか確認できますか?

A.できます。2026年6月配信の体験版(ストーリーデモ)と、7月配信のベンチマークソフトの2つが無料で利用できます。特にベンチマークソフトはSteamのPlaytestへのアクセスリクエストから入手できます。

Q.公式推奨スペックで快適に遊べますか?

A.推奨(RTX2060 SUPER)はフルHD・中設定60fpsが目安です。実測ベンチではより上位のRTX5060 Ti 16GBが最高設定でフルHD平均100fps超えという結果が出ており、設定を1段階下げれば推奨GPUでも余裕を持って60fpsを狙えると考えられます。RE ENGINE採用で全体的に比較的軽量なタイトルです。

Q.Windows10でも遊べますか?

A.遊べません。本作はWindows11のみ対応です。Windows10を使い続けている場合は、発売前にアップグレードしておく必要があります。

Q.DLSSやFSRには対応していますか?

A.DLSS4.5・FSR3.1に対応しています。7月配信のベンチマークソフトではフレーム生成・レイトレーシングを使ったテストも行われており、両機能とも搭載されていると考えられます。

まとめ・次に読みたい記事

鬼武者 Way of the Swordは、RE ENGINE採用で最近の大作と比べて要求スペックが控えめという嬉しい特徴を持つタイトルです。実測ベンチではRTX5060 Ti 16GBでもフルHD平均100fps超え、WQHDでも快適な数値が出ており、過度に高スペックを狙う必要はありません。何より、無料の体験版とベンチマークソフトで購入前に実機検証できるのは大きな安心材料です。Windows11必須という点だけ忘れずに、2026年9月4日の発売に備えましょう。