『CONTROL Resonant(コントロール レゾナント)』は、Remedy Entertainmentが開発する『Control』(2019年)の正統続編です。前作の主人公ジェシー・フェイデンの弟ディラン・フェイデンを操作し、超常現象によって歪んだマンハッタンを舞台に、変形する近接武器「アベーラント」を振るうアクションアドベンチャーRPGとして2026年9月24日にPC(Steam・Epic Games Store)・PS5・Xbox Series X|Sで発売されます。銃撃戦が主体だった前作から、近接戦闘中心へと大きく舵を切った一作です。

このタイトルのPC版動作環境をSteam公式ページで確認すると、拍子抜けするほど控えめな最小・推奨の2段階しか公開されていません。ところが同時にRemedyは、DLSS 4.5・パストレーシング・RTX Mega Geometryという最新のNVIDIA技術をフル活用すると大々的に発表しています。目玉機能を掲げているのに、それを動かすための推奨GPUがどこにも書かれていない——この記事はこの空白の理由と、現時点で取れる現実的な判断を掘り下げます。

調べていくと、前作『Control』がNVIDIAのレイトレーシング普及を象徴する看板タイトルだったという経緯が、続編の動作環境を読み解く鍵になることが見えてきました。この記事ではSteam公式API・NVIDIA公式・Remedy公式のSteamコミュニティ投稿・国内外の一次報道を突き合わせ、2026年8月24日時点で確認できる事実と、まだ確認できていない事実を明確に分けて整理します。BTO価格は同日にドスパラ公式を直接確認した数値です。

先に結論(編集部のおすすめ)

まだ発売前で製品版の実測ベンチマークは存在しません。以下は公式が示す2段階の要件と、前作の経緯を踏まえた2026年8月時点のBTO構成例です。

公式「推奨」ラインを満たす(本命)

約16万9,000円が目安。公式推奨のRTX 3070とほぼ同格のRTX 5060で、パストレーシングを使わないなら十分な性能です

GPU
RTX 5060 8GB
CPU
Ryzen 7 5700X
メモリ
16GB DDR4

推奨ラインに余裕を持たせる

約22万円が目安。レイトレーシング関連の処理はVRAM消費が増えやすいため、公式指定より一段上のVRAM容量とCPUで余裕を持たせます

GPU
RTX 5060 Ti 16GB
CPU
Ryzen 7 7700
メモリ
16GB DDR5

パストレーシングを見据える

約36万5,000円が目安。公式のパストレーシング専用スペックは未公開ですが、前作でフルレイトレーシングにRTX 2080クラスが必要だった水準から見て、現実的な下限帯と考えられます

GPU
RTX 5070 Ti 16GB
CPU
Ryzen 7 7700
メモリ
16GB DDR5

画質・将来性にまったく妥協しない

約53万円が目安。DLSS 4.5 Multi Frame Generationと組み合わせれば、4Kでのパストレーシングも視野に入ります

GPU
RTX 5080 16GB
CPU
Ryzen 7 9800X3D
メモリ
32GB DDR5

多くの人にとって現実的な入り口は上位2つのどちらかです。パストレーシングにこだわらないならRTX 5060クラスで公式推奨ラインに届きますが、なぜパストレーシング専用のGPU目安がまだ存在しないのか、次の項目から詳しく説明します。

公式の動作環境

Steam公式ストアページで公開されている、Windows版の動作環境は次の2段階です。

最小
64ビットのOS・プロセッサが必要/OS: Windows 10/11(64bit)/CPU: Core i5-8500 またはAMD同等品/メモリ: 16GB/GPU: GeForce GTX 1070 または Radeon RX 5600 XT(6GB)/ストレージ: 100GBの空き容量/サウンドカード: 2026年8月時点で未定(TBD)
推奨
64ビットのOS・プロセッサが必要/OS: Windows 10/11(64bit)/CPU: Ryzen 7 3700X またはIntel同等品/メモリ: 16GB/GPU: GeForce RTX 3070 または Radeon RX 6700 XT(8GB)/ストレージ: 100GBの空き容量Steamストアページで確認する

目に付くのは、この2段階に目標解像度やフレームレートの注記が一切ないことです。同じ2026年秋発売のPhantom Blade ZeroSILENT HILL: Townfallは、各段階に「1080p・60fps」のような到達目標が明記されていましたが、本作のSteamページにはその記載がありません。サウンドカードの欄が「TBD(未定)」のままになっている点も含め、発売1か月前の時点でも動作環境の情報がまだ確定しきっていないことがうかがえます。

前作『Control』はレイトレーシングの看板タイトルだった

続編の動作環境を理解するうえで欠かせないのが、前作の立ち位置です。2019年発売の『Control』は、NVIDIAがリアルタイムレイトレーシングを一般に印象づけるために各社と組んだ「RTXショーケース」の代表格のひとつでした。反射・接触影・拡散グローバルイルミネーション・透過反射という複数のレイトレーシング効果を同時に有効化できる数少ないタイトルとして、発売当時何度もベンチマーク記事の題材になっています。

最小(2019年発売時)
GPU: GeForce GTX 780/CPU: Core i5-4690 または FX 4350/メモリ: 8GB/OS: Windows 7
推奨(2019年発売時、レイトレなし)
GPU: GeForce GTX 1660 または GTX 1060/CPU: Core i5-7600K または Ryzen 5 1600X/メモリ: 16GB/OS: Windows 10
レイトレーシング対応の下限
GPU: GeForce RTX 2060(DXR対応)。ここから反射・影などの一部効果が有効になります
レイトレーシング全効果を最高設定で有効化
GPU: GeForce RTX 2080/CPU: Core i5-8600K または Ryzen 7 2700X。NVIDIA公式が発売時に案内した構成で、当時のハイエンド級カードが前提でした

出典: NVIDIA公式(GeForce News、2019年公開)

レイトレーシング自体はあくまでオプションで、GTX 1660やGTX 1060でも遊ぶこと自体は可能でした。ただし「全効果を最高設定で」というフル体験を求めると、当時のラインナップでほぼ最上位に近いRTX 2080が前提になっていたのが実情です。この「レイトレは看板機能だが、フル活用には上位GPUが必要」という構図を頭に入れておくと、続編の空白の意味が見えてきます。

続編で最小要件がここまで下がった理由

『CONTROL Resonant』の最小要件はGTX 1070・RX 5600 XT(いずれもレイトレーシング用の演算ユニットを持たない、または限定的な世代)、推奨要件もRTX 3070・RX 6700 XTと、レイトレーシング対応を前提にしない設計です。前作でレイトレーシングが看板機能だったことを踏まえると、これはやや意外な引き下げに見えます。

手がかりになるのが、Remedy公式のSteamコミュニティ投稿で引用されている技術系メディア80.lvのプレビュー記事です。そこでは「Northlightエンジンの進化により、Remedyは物理演算主体のゲームプレイをさらに押し進め、屋外エリアの拡大・描画距離の延長・同時に登場する敵の大幅増加を実現した」と評されています。Northlightは、Remedyが『Alan Wake』『Quantum Break』『Control』『Alan Wake 2』で磨き続けてきた自社エンジンで、多くの新作が使うUnreal Engine 5とは別物です。エンジンを自社で保有し、何作もかけて最適化してきた蓄積があるからこそ、描画範囲や敵の物量を増やしながらも最小要件を抑え込めている可能性があります。

出典: Remedy Entertainment公式Steamコミュニティ投稿

もうひとつの背景は、開発体制の変化です。Remedyは2024年2月、前作を発売した505 Gamesから『Control』のIPを約28億円(1,700万ユーロ)で買い取り、本作を初めて自社開発・自社発行(セルフパブリッシング)で送り出します。外部パブリッシャーの意向に縛られず、ハードウェア要件の間口をどこまで広げるかを自社の判断で決められる立場になったことも、この設計に影響していると考えられます。

パストレーシング・DLSS 4.5・RTX Mega Geometryは目玉機能なのに専用スペックが無い

最小・推奨の要件だけを見ると控えめな本作ですが、グラフィック面の宣伝は前作以上に力が入っています。RemedyとNVIDIAは公式に、発売日から次の技術に対応すると発表しています。

パストレーシング(Path Tracing)
光の反射・拡散をすべて物理ベースで計算する、レイトレーシングの中でも最も計算負荷が高い手法です。特定の効果だけをレイトレーシング化していた前作よりも、さらに一段重い技術です。
RTX Mega Geometry
複雑な形状のオブジェクトが大量にあるシーンで、レイトレーシング用のジオメトリ処理を効率化するNVIDIAの新技術です。照明・反射・グローバルイルミネーションの計算を、より多くのオブジェクトがある場面でも軽くします。
DLSS 4.5 Dynamic Multi Frame Generation
AIが複数の補間フレームを生成し、体感フレームレートを底上げする技術です。パストレーシングの重さを補う目的で組み合わされます。
DLSS Ray Reconstruction
レイトレーシング・パストレーシングの計算過程で生じるノイズを、ニューラルネットワークで除去し、光の描写を復元する技術です。

Remedyのグラフィック技術ディレクター、Tatu Aalto氏は公式発表で「CONTROL Resonantの世界は緻密なディテールに満ちており、パストレーシングによるライティングがそれをさらに一段引き上げる。DLSS 4.5とRay Reconstructionによって、プレイヤーは優れた画質と安定性を得ながら、体験を存分に楽しめるパフォーマンスも手に入れられる」と述べています。

出典: Remedy Entertainment公式Steamコミュニティ投稿(NVIDIA公式にも同内容の発表があります)

これだけ技術名を並べて宣伝している一方で、これらの機能を快適に動かすための推奨GPUは、2026年8月24日時点でどこにも公開されていません。Remedyは動作環境を最初に公開した際のSteam公式投稿で、「初期のPC動作環境です。発売前に、より詳しいパフォーマンス目標の内訳とともに、さらなる情報を公開する予定です」と明言しています。発売の9月24日まで1か月というタイミングでも、その追加公開はまだ行われていません。同じ2026年秋の新作であるPhantom Blade Zeroが、発売のかなり前からレイトレーシング推奨・パストレーシング推奨を含む4段階の要件を公式に示しているのとは対照的です。この項目は今後アップデートされる可能性が高いため、購入直前にもう一度Steamページを確認することをおすすめします。

推奨GPUのRTX 3070は現行のどのGPUに相当するか

公式推奨のRTX 3070(2020年発売)は、名前だけ見ると型落ちに感じるかもしれません。しかし現行GPUとの相対性能を確認すると、印象が変わります。

複数のGPU比較サイトのベンチマーク集計を確認すると、RTX 3070とRTX 5060(2025年発売)の性能差はわずか数パーセントの範囲に収まり、解像度やタイトルによって優劣が入れ替わることもあります。サイトによって「RTX 3070がRTX 5060をわずかに上回る」という結果と、「RTX 5060がRTX 3070をわずかに上回る」という結果の両方が報告されており、どちらが優勢かで数値が割れるほど僅差です。つまり実用上はほぼ同格と見てよく、RTX 5060を積んだ現行のBTOでも、公式推奨ラインに十分届くということです。

一方でRTX 5060は電力効率や新しいDLSS機能への対応で世代の新しさが活きるため、単純な旧世代の下位互換ではありません。同じ推奨ラインを満たすなら、消費電力が低く新技術に対応したRTX 5060のほうが総合的に有利です。

パストレーシングを見据えるなら何を選ぶべきか

公式のパストレーシング推奨スペックが存在しない以上、ここから先は前作の経緯とパストレーシングという技術の重さを踏まえた、当サイトの判断になります。断定的な数値ではなく、あくまで目安として読んでください。

前作は「フル効果のレイトレ」だけでRTX 2080クラスが必要だった
特定の効果に絞ったレイトレーシングでも、最高設定で滑らかに動かすには当時ほぼ最上位のGPUが前提でした。今回のパストレーシングはそれよりさらに重い技術のため、少なくとも現行のミドルハイ〜ハイエンド帯を想定しておくのが無難です。
DLSS 4.5 Multi Frame Generationは前提技術に近い
Remedy自身がパストレーシングとセットでこの技術を発表している以上、フレーム生成なしでのパストレーシング動作は最初から想定されていない可能性があります。Multi Frame Generationは、Blackwell世代のディスプレイ制御機構を必要とする関係でRTX 50シリーズ専用です。単発のフレーム生成はRTX 40シリーズから、Ray ReconstructionはRTX 20シリーズ以降で利用できます。
ハードウェアを賭けたくないならGeForce NOWという選択肢もある
本作はGeForce NOWで発売日から配信され、Ultimateプラン会員はパストレーシングを含むフル機能で遊べると案内されています。高価なGPUを買う前に、まずクラウドで試すという選び方もできます。

現時点で確度を持って言えるのは「レイトレなしなら20万円前後のBTOで十分」「パストレーシングを本気で使うなら、前作の水準からして現行のRTX 5070 Ti〜RTX 5080クラスを想定しておくのが妥当」というところまでです。発売前にRemedyから正式な推奨スペックが出た際は、この記事も見直します。

CPU・メモリ・ストレージの要件

CPUの優先度は高くありません
推奨CPUのRyzen 7 3700Xは2019年発売で、現行基準では中堅の下に位置します。予算はGPU優先で配分してください。X3D系CPUを急いで選ぶ必要性も薄いタイトルです。
メモリは最小・推奨とも16GBで固定です
[メモリ32GBが公式に必要なゲーム一覧](/articles/ram-32gb-required-games/)で見てきたような最近の重量級タイトルとは異なり、本作は32GBへの増設を公式には求めていません。ただしパストレーシングを使う場合の実際のメモリ消費は未検証です。
ストレージは最小・推奨とも100GB
海外メディアRock Paper Shotgunも「発売日はいいとして、100GBものSSD空き容量が必要な点のほうが気になる」と伝えています。[SSD容量が足りないときの対処法](/articles/ssd-storage-full-game-move/)も参考にしてください。

予算別の構成例

2026年8月時点でドスパラ公式を直接確認したBTO完成品の目安です。GPU・メモリ価格は変動が激しい局面のため、最新価格は各メーカーで確認してください。

公式「推奨」ラインを満たす(本命)/約16万9,000円
RTX 5060 8GB + Ryzen 7 5700X + 16GB DDR4 + 500GB SSD。ドスパラのTHIRDWAVEブランドで16万8,980円〜を2026年8月24日時点で確認しています。公式推奨とほぼ同格のGPUで、レイトレーシングを使わないならこれで十分です。
推奨ラインに余裕を持たせる/約22万円
RTX 5060 Ti 16GB + Ryzen 7 7700 + 16GB DDR5 + 500GB SSD。ドスパラのTHIRDWAVEブランドで21万9,980円〜を2026年8月24日時点で確認しています。VRAM容量とCPU世代の両方で公式推奨を上回ります。
パストレーシングを見据える/約36万5,000円
RTX 5070 Ti 16GB + Ryzen 7 7700 + 16GB DDR5 + 1TB SSD。ドスパラのGALLERIAブランドで36万4,980円〜を2026年8月24日時点で確認しています。9800X3D構成にすると43万9,980円〜まで上がります。
画質・将来性にまったく妥協しない/約53万円
RTX 5080 16GB + Ryzen 7 9800X3D + 32GB DDR5 + 1TB SSD。ドスパラのGALLERIAブランドで52万9,980円〜を2026年8月24日時点で確認しています。同じRTX 5080でもRyzen 7 7700構成なら39万9,980円〜まで下がります。

予算帯ごとの選び方は20万円台のゲーミングPC30万円台のゲーミングPC40万円台のゲーミングPCに詳しくまとめています。

そのほか押さえておきたいこと

発売日と価格
デジタル版は2026年9月24日発売。Steam表示価格は通常版7,990円・デジタルデラックス版8,990円、PlayStation Store表示価格は通常版7,920円・デジタルデラックス版8,910円です(いずれも2026年8月時点、ストアによりわずかに差があります)。スチールブック仕様のパッケージ版は9,570円で、こちらは2026年10月15日発売とデジタル版より約3週間遅れます。
開発元・発行元はRemedy Entertainment
前作を発行した505 Gamesから、2024年2月に『Control』のIPを約28億円で買い取り、本作は初めて自社開発・自社発行(セルフパブリッシング)で送り出されます。
自社エンジン「Northlight」を採用
多くの新作が採用するUnreal Engine 5ではなく、Remedyが『Alan Wake』シリーズや前作『Control』で磨いてきた自社エンジンです。
2026年8月18日に開発完了(ゴールド)
Remedy公式が発表しています。デジタル版の発売日に影響はありません。
プレイ時間の目安
リードゲームプレイデザイナーの発言によれば、コアとなるストーリー体験で約30時間、サブクエストなどを含めたコンプリートには約50時間を見込んでいるとのことです。
主人公は前作主人公の弟ディラン・フェイデン
前作主人公ジェシー・フェイデンは連邦操作局(FBC)局長として続投しますが、プレイアブルキャラクターは弟のディランです。戦闘は銃撃戦から、変形する近接武器「アベーラント」中心へと大きく変わりました。前作をプレイしていなくても、新規プレイヤー向けのストーリー要約が収録されています。
CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)
PlayStation Store公式ページで確認できます。ホラー・言語表現・暴力を含む内容として区分されています。
Steam Deckに発売日から完全対応
Remedy公式がFAQで案内しています。あわせてGeForce NOW(Ultimateプラン)でも発売日から配信されます。
日本語音声・字幕のフルローカライズに対応
日本語を含む8言語で、音声・インターフェース・字幕のフルローカライズに対応します。
Mac版は年内に後日配信予定
PC(Steam・Epic Games Store)・PS5・Xbox Series X|Sでの発売後、Mac版はSteam・App Storeで2026年内の追加配信が予定されています。

よくある失敗

前作のイメージのまま「レイトレ対応GPUが必須」と思い込む
最小・推奨とも、ハードウェアレイトレーシング用の演算ユニットを持たないGTX 1070・RX 5600 XTでも動作対象です。レイトレーシング自体はあくまでオプションです。
Steamページの動作環境を最終版だと思い込む
Remedy自身が「発売前により詳しい情報を公開する」と明言しています。特にパストレーシング関連のGPU目安は、発売直前に追加される可能性があります。
「推奨」を満たせばパストレーシングも快適だと考える
公式の推奨要件(RTX 3070クラス)は、パストレーシングを使わない前提の数値です。パストレーシングを含む上位機能には、公式の目安自体がまだ存在しません。
FSR対応を前提にRadeon環境で計画を立てる
DLSS 4.5への対応は公式発表済みですが、2026年8月時点でAMD FSRのバージョンについて公式な案内はありません。Radeon環境での上位機能利用は不確定要素として見ておいてください。
ストレージ100GBを軽く見る
最小要件の時点で100GBの空き容量が必要です。500GB SSD1枚だけの構成だと、OSや他のゲームと合わせてすぐに逼迫します。
CPUに予算を割きすぎる
推奨CPUはRyzen 7 3700Xクラスと、現行基準では中堅どころです。同じ予算ならGPUのグレードアップを優先してください。

よくある質問

Q.『CONTROL Resonant』の推奨スペックはどれくらいですか?

A.Windows 10/11、Ryzen 7 3700XまたはIntel同等品、メモリ16GB、GeForce RTX 3070またはRadeon RX 6700 XT(8GB)、ストレージ100GBです。2026年8月時点で公式の目標解像度・フレームレートの注記はありません。

Q.パストレーシングを使うにはどのくらいのGPUが必要ですか?

A.2026年8月24日時点で、公式のパストレーシング推奨GPUは公開されていません。前作『Control』でフルレイトレーシングにRTX 2080クラスが必要だった経緯を踏まえると、現行のRTX 5070 Ti〜RTX 5080クラスを想定しておくのが妥当な目安です。Remedyは発売前にさらなる詳細を公開すると明言しているため、購入直前に再確認をおすすめします。

Q.推奨GPUのRTX 3070は、現行のどのGPUに近いですか?

A.複数のGPU比較サイトの集計では、RTX 3070とRTX 5060(2025年発売)はほぼ同格の性能です。サイトによってどちらがわずかに優勢かの結果が割れるほどの僅差なので、実用上は互角と考えて差し支えありません。

Q.レイトレーシング対応GPUでなくても遊べますか?

A.遊べます。最小要件のGTX 1070・RX 5600 XT、推奨要件のRTX 3070・RX 6700 XTは、いずれもレイトレーシングを前提としない構成です。パストレーシングやRTX Mega Geometryはオプション扱いの追加機能です。

Q.前作『Control』をプレイしていないと楽しめませんか?

A.前作未プレイでも問題ありません。新規プレイヤー向けにこれまでのストーリーの要約が収録されています。ただし前作をプレイ済みのほうが物語面の体験は豊かになるとされています。

Q.DLSSやFSRには対応していますか?

A.DLSS 4.5(Dynamic Multi Frame Generation・Ray Reconstruction・Super Resolution)への対応が発売日から公式発表されています。AMD FSRのバージョンについては2026年8月時点で公式な案内がありません。

Q.発売日と価格を教えてください。

A.デジタル版は2026年9月24日発売です。Steam表示価格は通常版7,990円、PlayStation Store表示価格は通常版7,920円です(2026年8月時点)。パッケージ(スチールブック)版は9,570円で、2026年10月15日発売とデジタル版より約3週間遅れます。

Q.CPUは何を選べばいいですか?

A.推奨CPUはRyzen 7 3700Xクラスと、現行基準では中堅どころです。GPU優先で選び、X3D系CPUに予算を割く優先度は高くありません。

Q.Steam Deckでも遊べますか?

A.Remedy公式が発売日からのSteam Deck完全対応を案内しています。あわせてGeForce NOW(Ultimateプラン)でも発売日から配信され、パストレーシングを含むフル機能で遊べるとされています。

まとめ・次に読みたい記事

『CONTROL Resonant』のPC版動作環境は、最小・推奨の2段階だけを見れば意外なほど間口が広い一方、看板機能のパストレーシングに関する具体的なGPU目安が抜け落ちているという、珍しい状態のまま発売1か月前を迎えています。

この空白は前作の経緯を知ると輪郭がはっきりします。2019年の『Control』はフルレイトレーシングにRTX 2080クラスを要求するNVIDIA公式のレイトレ看板タイトルでした。続編はその反省か、Northlightエンジンの進化と自社発行への転換もあって、基本要件を大きく引き下げています。ただしパストレーシングという前作以上に重い技術を目玉にしている以上、それを快適に動かす基準は別に必要なはずで、Remedy自身も「発売前に追加公開する」と述べています。公式スペックが目玉機能について沈黙するパターンは本作に限った話ではなく、公式推奨スペックが当てにならない理由でも別の切り口から扱っています。

現実的な入り口は、公式推奨とほぼ同格のRTX 5060(約16万9,000円)です。パストレーシングまで見据えるなら、前作の水準から逆算したRTX 5070 Ti以上(約36万5,000円〜)を目安にしつつ、公式の続報を待つのが賢明です。ハードウェアに先行投資したくない場合は、発売日対応が決まっているGeForce NOW Ultimateで先に試すという選択肢もあります。