
モンスターハンターワイルズは、2026年でもトップクラスに重いタイトルです。やっかいなのは「GPUさえ良ければ快適」にならない点。CPU・VRAM・フレーム生成・設定の合わせ技で初めて本来の快適さが出ます。この記事は、最適化パッチ後の実測fps(前世代GPU込み)・CPUの差・設定項目別の負荷・具体的なおすすめ構成まで、これ一本で選べるように徹底解説します。
先に結論(編集部のおすすめ)
細かい解説の前に、目的別の結論を早見表でまとめます。迷ったらWQHD=RTX 5070+Ryzen 7 X3D+32GBが編集部の一番手です。
| 遊び方・目的 | おすすめGPU | CPU / メモリ |
|---|---|---|
| フルHDをコスパよく | RTX 5060 Ti 16GB | Ryzen 7 7700 / 32GB |
| WQHDを快適に(本命) | RTX 5070 | Ryzen 7 9800X3D / 32GB |
| 4K・最高画質 | RTX 5070 Ti〜5080 | Ryzen 7 9800X3D / 32GB |
| AMDで割安に組む | RX 9070 XT | Ryzen 7 9800X3D / 32GB |
それぞれの理由は次のとおりです。
- コスパ重視・フルHD〜WQHD
- RTX 5060 Ti 16GB + Ryzen 7 7700。フルHDなら最高クラス、WQHDも高設定+フレーム生成で快適。VRAM 16GBがワイルズで効きます。
- 本命・WQHDをぬるぬる(編集部の一番手)
- RTX 5070 + Ryzen 7 9800X3D + 32GB。WQHD最高はネイティブで約68fps、DLSSクオリティ+フレーム生成なら140fps前後と一気に快適に。CPUにX3Dを合わせるのがワイルズの正解です。
- 4K・最高画質
- RTX 5070 Ti〜5080 + Ryzen 7 9800X3D + 32GB。4Kで安定60fps以上を狙うなら5070 Ti以上が現実ラインです。
- AMDで割安に組むなら
- RX 9070 XT。ワイルズと相性が良く、価格対性能に優れます。WQHDでもFSR併用で平均80〜90fpsを狙え、コスパ重視の有力候補です。
最適化アップデートで「重さ」が変わった
ワイルズは発売当初『激重』で有名でしたが、2026年1〜2月に配信されたSteam版向けの最適化アップデート(Ver.1.040.03.01〜最終のVer.1.041)で大きく改善しました。VRAM使用量が10GB超から約7.5GBに削減され、設定によっては最大2割ほどのfps改善が報告されています。なお、2025年12月のタイトルアップデート第4弾(TU4)はモンスター追加などのコンテンツ更新が主で、パフォーマンス最適化はその後のパッチが中心です。
つまり、発売直後の「激重」という評判は、今は少し緩和されています。とはいえ依然として要求は高く、油断はできません。古い情報のままスペックを判断しないようにしましょう。
公式の動作環境(最低・推奨・高・ウルトラ)
カプコンは、目標の画質別に4段階の動作環境を公開しています。いずれもアップスケーリング使用・フレーム生成前提の60fps(最低のみ30fps)である点に注意してください。
| 区分 | GPUの目安 | 到達できる目安 |
|---|---|---|
| 最低 | GTX 1660(6GB)/ RX 5500 XT | 1080p(内部720p)/ 30fps |
| 推奨 | RTX 2060 SUPER / RX 6600 | 中設定・1080p / 60fps(FG) |
| 高 | RTX 4060 Ti(8GB)/ RX 6700 XT | 高設定・1440p / 60fps(FG) |
| ウルトラ | RTX 4070 Ti / 4070 Ti SUPER / RX 7800 XT | ウルトラ・2160p / 60fps(FG) |
CPUは最低・推奨ともにCore i5-10400 / Core i3-12100 / Ryzen 5 3600が基準。ストレージはSSDが必須で、空き容量は最低75GB・推奨140GB(インストール時はさらに余裕が要るため1TB SSDが安心)、メモリは16GB以上が要件です。
ただしこれは「アップスケーリングとフレーム生成をフル活用して60fps」という条件。素の描画で高fpsを安定させたいなら、後述の実測のとおり、もう一段上のGPU・CPUを見ておくのが安全です。
公式ベンチマークは現在配布停止中(スコアは当てにしない)
以前はカプコンが無料の公式ベンチマークソフトを配布していましたが、2025年12月のタイトルアップデート以降、配信が停止されています。その後の最適化で、製品版の実パフォーマンスとベンチ結果に乖離が生じるためです。
そのため、ネット上に残っている過去のベンチスコア(「○○以上で快適」といった目安)は、現在の性能とずれている可能性が高く、鵜呑みにしないようにしましょう。専門メディアも、ベンチマークではなくゲーム本編での計測に切り替えています。
購入前の判断は、ベンチスコアではなく「自分が遊ぶ解像度での実測fps」を見るのが確実です。次の章のグラボ別の実測値(製品版ベース)を基準にしてください。
解像度別に必要なGPUの目安(最適化パッチ後)
ここからのfps・推奨は、すべて2026年1〜2月の最適化パッチ後の情報に基づきます。発売直後の「激重」だった頃のデータとは状況が違うので、古いベンチ記事の数字をそのまま信じないようにしてください。
そして大前提として、ワイルズの実fpsは「どのGPUか」だけでは決まりません。アップスケーリング(DLSS/FSR)・フレーム生成・ボリュメトリックフォグ・レイトレの設定次第で、同じGPUでも2倍近く変わります。だからこそ、ここでは当てにならない「素のfps順位」ではなく、解像度ごとに快適に遊べるGPUの目安を整理します。
| 遊びたい解像度 | 快適に遊べるGPUの目安 | 前提 |
|---|---|---|
| フルHD(1080p) | RTX 5060 Ti 16GB / RTX 4070 / RX 9070 XT クラス | 高〜ウルトラ+フレーム生成で快適 |
| WQHD(1440p) | RTX 5070 / RX 9070 XT / RTX 4070 Ti クラス | アップスケーリング+フレーム生成前提 |
| 4K(2160p) | RTX 5070 Ti / 5080 クラス | アップスケーリング+フレーム生成で60fps以上 |
参考までに、パッチ後の実測例を条件つきで挙げます(数値は設定・計測環境で変動します)。
- RTX 4070:ネイティブWQHD・高設定で50〜52fps、DLSSクオリティ併用で66〜70fps前後。フレーム生成も使えばWQHDで快適に遊べます。フルHDなら余裕です。
- RX 9070 XT:WQHD・FSRクオリティ・レイトレ高で平均80〜90fps、4K・FSRパフォーマンスで60fps前後。価格対性能に優れ、ワイルズと好相性です。
- RTX 5070 Ti:フルHDで平均144fps超、4Kでも60fps以上を確保しやすく、4K狙いの現実的な下限です。
VRAMの観点では、ワイルズはVRAMをよく使うため、8GBより16GB以上が安心です(同じ5060系でも8GBの無印より16GBのTiを推奨)。
グラボ別の実測fps(解像度別・最適化パッチ後)
ここからは、解像度別にグラボ別の平均fpsをグラフで見ていきます。すべて最適化パッチ後(v1.041)の数値です。前提として、ワイルズの実fpsは「どのGPUか」だけでなく、アップスケーリング(DLSS/FSR)・フレーム生成・設定で大きく変わります(同じGPUでも2倍近く変動)。そこで各解像度とも「ネイティブ(素のGPU性能)」と「フレーム生成あり(実際の滑らかさ)」の両方を載せています。
フルHD(1080p)での平均fps
まずはフルHD(1080p)・High・ネイティブ(アップスケーリング/フレーム生成なし)でのグラボ別fpsです。
モンハンワイルズ フルHD・High・ネイティブの平均fps(最適化パッチ後の目安)
アップスケーリング・フレーム生成なしの実測集計。測定環境で±10〜15%変動
フルHDなら、ミドルクラスでも余裕を持って60fps超。RTX 5070クラスで90fps、上位では100fps超が狙えます。ただしフルHDはCPU依存が強くなり、最上位GPUほど頭打ちになりやすい点に注意してください(AMDのRX 9070 XTが相対的に伸びやすいのもこのためです)。
フレーム生成ありのフルHDも載せておきます(アップスケーリング+フレーム生成。NVIDIAはDLSS3、AMDはFSR3)。
モンハンワイルズ フルHD・最高設定・アップスケーリング+フレーム生成の平均fps
DLSS3/FSR3(フレーム生成あり)有効時の目安。上の1080pネイティブとは別の計測ソース
フルHDなら、フレーム生成を使うとミドルクラスでも120fps超、上位では180fps前後まで届きます。144Hz以上の高リフレッシュレートモニターをしっかり活かせる領域です。
WQHD(1440p)での平均fps
WQHD(1440p)・High・ネイティブ(アップスケーリングなし・フレーム生成なし)の平均fpsです。純粋なGPU性能の比較で、海外PCハードウェアメディアの実測を集計した数値(±10〜15%変動)です。
モンハンワイルズ WQHD・High・ネイティブの平均fps(最適化パッチ後の目安)
アップスケーリング・フレーム生成なしの実測集計。測定環境で±10〜15%変動
このグラフは「素のGPU性能」での比較です。実際のプレイでは、ここにDLSS / FSR クオリティを足すだけで各GPUとも30〜40%ほど上乗せされ(たとえばRTX 5070なら約95fpsへ)、さらにフレーム生成を併用すれば1.5〜2倍まで伸びます。
読み取れるポイントは次のとおりです。
- WQHDネイティブ最高画質で60fps超の入口
- RTX 5070 / RX 9070 XT / RTX 5070 Tiクラスから。これ未満でも、アップスケーリングとフレーム生成を使えば快適に届きます。
- RX 9070 XTのコスパが光る
- ネイティブでRTX 5070を上回り、5070 Tiに迫る75fps。FSRクオリティを併用するとさらに大きく伸び、価格対性能で有力です。
- RX 9060 XTはミドルの注目株(16GB版を選ぶ)
- WQHDネイティブで55fps(16GB版)。VRAM 16GBでワイルズのVRAM問題を避けやすく、FSR併用なら1440p/60fps圏に届きます。ただし8GB版は46fpsとVRAM不足が出やすいので、ワイルズ目的なら必ず16GB版を選びましょう。
- 前世代でも戦える
- RTX 4070 Ti SUPER(65fps)など前世代上位も十分現役。アップスケーリング+フレーム生成でWQHDを快適に遊べます。
- 5080・5090はWQHDだと差が縮む
- RTX 5080(95fps)とRTX 5090(110fps)はWQHDネイティブだとCPU頭打ちで伸びしろが抑えられます。両者の真価は4K。WQHD中心ならややオーバースペックで、CPUにX3Dを合わせるのが前提です。
フレーム生成ありのWQHDも見ておきましょう。DLSS/FSRクオリティ+フレーム生成を有効にしたときの平均fps(=実際に画面で見える滑らかさの目安)です。
モンハンワイルズ WQHD・DLSS/FSRクオリティ+フレーム生成の平均fps(最適化パッチ後)
標準のフレーム生成(DLSS FG)有効時の目安。RTX 50系はMFGでさらに上を狙える
フレーム生成を使うと、各カードとも素の状態から1.5倍前後にfpsが伸び、ミドルクラスでも100fps超が見えてきます。さらにRTX 50シリーズはマルチフレーム生成(MFG)に対応し、この数値からもう一段上を狙えます。
このグラフはNVIDIA系のみです。AMD(RX 9070 XTなど)はFSRフレーム生成(FSR FG)という別方式で、有効にすればやはり大きくfpsが伸びますが、今回の出典に同条件の数値がないためグラフからは除いています。
なお、フレーム生成は「表示上の滑らかさ」を増やす技術で、操作の応答(入力遅延)は素のfpsに近いままです。動きの速い狩りや競技志向では、素のfpsもあわせて意識しましょう。
4K(2160p)での平均fps
4K(2160p)・最高設定・ネイティブ(レイトレ/アップスケーリング/フレーム生成なし)でのグラボ別fpsです。純粋なGPU性能の比較で、4Kがいかに重いかがよく分かります。
モンハンワイルズ 4K・最高設定・ネイティブの平均fps(2026年の実測目安)
レイトレ・アップスケーリング・フレーム生成なし。測定環境で変動
ご覧のとおり、4Kネイティブで60fpsに届くのは実質RTX 5080級のみで、多くのカードは30〜50fps台です。だからこそ4Kは、DLSS/FSRのアップスケーリングとフレーム生成の活用が前提になります。これらを使えば、RTX 5070 Ti / RX 9070 XTクラスでも4K/60fps以上を十分に狙えます。
なお、この4Kグラフは1080p/1440pのグラフとは別の計測ソースに基づく数値です(いずれも最高設定・ネイティブでの比較に揃えています)。RTX 5090はこのソースに4Kネイティブの掲載がないため、表からは除いています。
4Kのフレーム生成ありも見ておきましょう(4K・最高設定・アップスケーリング+フレーム生成。NVIDIAはDLSS3、AMDはFSR3)。上の4Kネイティブと同じ計測ソースの数値です。
モンハンワイルズ 4K・最高設定・アップスケーリング+フレーム生成の平均fps
DLSS3/FSR3(フレーム生成あり)有効時の目安。4Kネイティブと同一ソース
4Kでも、アップスケーリングとフレーム生成を併用すれば、RTX 5070 Ti / RX 9070 XTクラスで120〜150fpsに到達します。ネイティブでは30〜60fps台だったことを思えば、4Kで快適に遊ぶにはこれらの技術が事実上必須だと分かります。RTX 5060 TiやRTX 4070でも、4Kで75〜82fpsと十分遊べる水準まで引き上げられます。
見落としがちなCPUの重要性
ワイルズはGPU以上に、CPUの差がはっきり出るゲームです。実測では次のような差が報告されています。
- 安価なCPUは頭打ちになる
- Core i5 12400 / 13400クラスは約70fpsで頭打ち。GPUをRTX 5070や5080にしても、CPUが足を引っ張りfpsが伸びません(CPUボトルネック)。
- アッパーミドル以上が前提
- Core i7 14700 / Ryzen 7 7700Xクラスで約90fps。60〜120fpsで快適に遊ぶなら、最低でもこのクラスを選びましょう。
- X3Dは別格に効く
- 3D V-Cache 96MBを積むRyzen 7 9800X3Dは、同じGPUでも他CPU比で15〜30fps上乗せという実測も。フルHDで120fps以上を狙うならX3Dが最有力です。
- 目安はコア数とシングル性能
- 8コア16スレッド以上、かつシングルスレッド性能(Cinebench R23 Singleで1850cb以上が目安)が効きます。
ワイルズでのCPU別のおおよその目安は次のとおりです(高負荷シーン・上位GPU使用時)。
| CPU | ワイルズでの目安 |
|---|---|
| Core i5 12400 / 13400 | 約70fpsで頭打ち(力不足) |
| Core i7 14700 / Ryzen 7 7700X | 約90fps(快適の入口) |
| Ryzen 7 7800X3D / 9800X3D | 最速。他CPU比で15〜30fps上乗せ |
「ハイエンドGPU+安いCPU」は、このゲームで一番もったいない組み合わせです。予算配分でCPUをケチらないのが、ワイルズの隠れたコツです。
アップスケーリングとフレーム生成を正しく使う
ワイルズの快適さは、アップスケーリング(解像度を内部で下げて描画し、AIで高解像度に復元)とフレーム生成(中間フレームを生成してfpsを増やす)の使い方で大きく変わります。少しややこしいので整理します。
| 機能 | 内容 | 対応GPU |
|---|---|---|
| DLSS 4(超解像) | 画質を保ちつつ描画負荷を軽減 | NVIDIA RTX 2000シリーズ以上 |
| フレーム生成(DLSS) | 中間フレームでfpsを1.5〜2倍に | RTX 4000シリーズ以上 |
| マルチフレーム生成(MFG) | フレームを2〜4倍/AUTOで増やす | RTX 5000シリーズのみ |
| FSR 4(超解像) | AMD版の超解像 | Radeon RX 9000シリーズ以上 |
ワイルズのSteam版は、これらに対応しています。とくにRTX 50シリーズはマルチフレーム生成(MFG)が使え、重い4Kでも高fpsを狙いやすいのが強みです。RTX 40シリーズも通常のフレーム生成は使えるので、十分快適に遊べます。
おすすめ設定は、アップスケーリングを「クオリティ」または「バランス」、フレーム生成をON。マシンに余裕があれば、画質優先でDLAA / Native AAを選ぶのもありです。
重い設定・軽い設定を知っておく
PCを買い替えなくても、設定の見直しでfpsは大きく変わります。効果の大きい順に試してください。
- 1. フレーム生成をONにする(最重要)
- オンにするだけでfpsがおおむね1.5〜2倍に。これをOFFのまま「重い」と感じている人が非常に多いです。まずここを確認しましょう。
- 2. ボリュメトリックフォグを下げる(隠れた大物)
- 霧表現の設定で、LowとHighで見た目はほぼ変わらないのに、fpsへの影響は最大級。Lowにするだけで15〜20%改善することもある、コスパ最強の項目です。
- 3. 影・水・光の表現を下げる
- 環境表現は負荷が大きい項目。中〜低にするだけで体感が変わります。見た目への影響も比較的小さめです。
- 4. レイトレーシングはOFF
- 効果に対して負荷が重すぎます。fps優先なら基本OFFが正解です。
- 5. モーションブラーはOFF
- 負荷が高めなうえ、酔いやすさにもつながります。OFF推奨です。
- 6. 高解像度テクスチャパックに注意
- 見た目は良くなりますがVRAMを大量に消費。VRAMが少ないGPUでは、これが原因でカクつくことがあります。
VRAM管理のコツは「まず高画質にして使用量を確認 → 上限に近ければテクスチャ・地形・草を下げて余裕を作る」こと。VRAMが限界に近いと、fps以前にスタッタリング(一瞬の引っかかり)が出ます。
解像度別のおすすめ構成と具体モデル
実測を踏まえた構成例です。価格はメモリ高騰の影響で変動するため、2026年6月時点の目安として、最新は各メーカーで確認してください。
| 目標 | GPU | CPU | メモリ/モニター |
|---|---|---|---|
| 1080p・高〜ウルトラ快適 | RTX 5060 Ti 16GB | Ryzen 7 7700 | 32GB/フルHD 144Hz |
| WQHD・最高(アップスケーリング+FG)で100fps超 | RTX 5070 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB/WQHD 144Hz |
| 4K・最高で安定60fps以上 | RTX 5070 Ti〜5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB/4K 144Hz |
具体的なBTOモデルの例としては、カプコンの動作確認済みモデルが各社から出ています。たとえばドスパラの「GALLERIA」シリーズには、RTX 4060 Ti搭載で約19万円〜のコスパモデル(WQHD高設定向け)や、RTX 5060 Ti 16GB・RTX 5070搭載のミドル〜上位モデルがそろっています。「Ryzen 7 7700・RTX 5060 Ti 16GB・32GB・1TB」なら、2026年6月時点でおおむね22万円前後から狙えます。
メモリは必ず32GBに。ワイルズは他ゲーム以上にメモリ・VRAMを使うため、16GBだと長時間プレイや配信併用で不足しがちです。
コスパで選ぶならどのGPUか
純粋な価格対性能で見ると、RX 9070 XTが光ります。VRAM 16GBを備え、WQHDネイティブでも約75fps、FSRクオリティ併用なら90fps前後を狙えるなど、ワイルズとの相性が良いわりに価格が抑えめです。NVIDIA派なら、4Kまで視野に入れるならRTX 5070 Tiが「価格と性能のバランスが取れたハイエンド」。フルHD〜WQHD中心ならRTX 5060 Ti 16GBが、VRAMの安心感も含めて堅実な選択です。
逆に、RTX 5060(8GB版)はVRAM不足でテクスチャを上げるとカクつきやすく、ワイルズ目的にはあまりおすすめしません。同じ5060系でも16GBのTiを選ぶ価値があります。
よくある失敗
- フレーム生成OFFのまま「重い」と判断
- ワイルズはFG前提の設計。OFFだと公式推奨GPUでも重く感じます。まずONにしてから評価しましょう。
- VRAM 8GBのGPUで高テクスチャ
- RTX 5060の8GB版などは、テクスチャを上げるとVRAM不足でカクつきます。16GBのRTX 5060 Tiを選びましょう。
- 安いCPUにハイエンドGPU
- Core i5 12400などにRTX 5080を載せても、CPUボトルネックでfpsが頭打ち。GPUと釣り合うCPU(できればX3D)を選びましょう。
- 発売直後の古い情報で判断
- 最適化パッチで状況が改善しています。古い『激重』レビューだけで必要スペックを決めないようにしましょう。
PS5版との違い(PCで遊ぶメリット)
ワイルズはPS5でも遊べますが、PCならではの強みがあります。
- 高フレームレート
- PS5は基本60fps前後。PCなら120fps以上も狙え、機敏な操作や狩りの快適さが段違いです。
- 高解像度・高画質
- WQHDや4Kの高画質、より細かい設定の追い込みができます。
- アップスケーリングとフレーム生成
- DLSS 4やマルチフレーム生成を活かして、画質とfpsを両立できます。
- MOD・拡張性
- PC版ならMODや周辺機器の自由度が高く、長く遊べます。
手軽さ・初期費用ではPS5に分がありますが、「快適さ・画質・拡張性」を求めるならPCが有利です。
よくある質問
Q.RTX 5060(8GB)でも遊べますか?
A.遊べますが、VRAM 8GBだと高テクスチャでカクつきやすいです。ワイルズ目的なら、VRAM 16GBのRTX 5060 Ti 16GBを強くおすすめします。フレーム生成の活用も前提に考えましょう。
Q.前世代のRTX 4070でも快適ですか?
A.十分現役です。ネイティブのWQHD・高設定では50〜52fps前後ですが、DLSSクオリティで66〜70fps、さらにフレーム生成を併用すればWQHDでも快適に遊べます。フルHDなら余裕です。RTX 4070 Tiならさらに安心です。
Q.CPUとGPU、どちらにお金をかけるべき?
A.バランスが大切ですが、ワイルズは特にCPU依存が高いゲームです。安いCPUだとGPUを上げてもfpsが頭打ちになるため、Core i7 14700 / Ryzen 7 7700X以上、できればRyzen 7 X3Dを選ぶと効果的です。
Q.4Kで快適に遊ぶには?
A.RTX 5070の4Kは平均72fps・1% Low 54fpsとやや不足。安定して遊ぶならRTX 5070 Ti以上が現実ラインで、RTX 5080なら平均105fpsと余裕が出ます。アップスケーリングとフレーム生成の併用も前提にしましょう。
Q.今のPCが重い。買い替えずにできることは?
A.まずフレーム生成をON、次にアップスケーリングを「クオリティ/バランス」に、影・光・レイトレ・モーションブラーを下げ(OFF)、VRAMに余裕が出るようテクスチャを調整。この順で見直すと、買い替えなくても大きく改善することがあります。
まとめ・次に読みたい記事
モンハンワイルズは、GPU単体ではなくCPU・VRAM・フレーム生成・設定まで含めた設計が肝心です。最適化パッチで多少軽くなったとはいえ要求は高め。実測上の現実ラインは、1080p=RTX 5060 Ti 16GB、WQHD=RTX 5070、4K=RTX 5070 Ti以上。CPUはX3Dが効き、メモリは32GBが快適の鍵。設定はフレーム生成ONから見直しましょう。コスパ重視ならRX 9070 XTも有力です。


