国内BTOの二大巨頭、ドスパラとパソコン工房。個別の評判やドスパラ対G-Tune、パソコン工房対フロンティアといった比較記事はよく見かけますが、この2社を正面から突き合わせた記事は意外と多くありません。どちらも知名度が高いぶん、「結局どっちが得なのか」が逆に分かりにくくなっています。
2026年10月9日時点で、両社の実売価格をGPUの帯ごとに調べ直しました。ドスパラが10月8日に告知なしで価格を改定し、THIRDWAVEとGALLERIAのRTX 5060〜5070搭載機が5,000〜2万円ほど上がったため、10月6日に調べたときとは景色が変わっています。結論から言うと、本体価格でドスパラがはっきり安いのはRTX 5060 Ti 16GB帯とRTX 5080帯です。RTX 5060帯とRTX 5070帯は10月11日に調べ直しました。パソコン工房の比較対象だった機種(Ryzen 5 7500F機とRyzen 7 7800X3D機)がどちらも販売終了になり、代わりにRyzen 7 5700X機がセール価格で同じCPUのTHIRDWAVEより安くなっています(RTX 5060は4,180円、RTX 5070は2万4,080円)。RTX 5070 Ti帯は引き続きパソコン工房がセール価格のうえメモリ32GBを積んで、ドスパラより3万5,180円安くなっています。
この記事では型番と価格を実際に突き合わせたうえで、保証・返品・納期といった価格以外の条件も並べます。GPUを決めたら、あとはこの記事の該当帯だけ読めば判断できるように作りました。
先に結論
- RTX 5060は価格がほぼ同じなので中身と納期で選びます
- Ryzen 7 5700X機同士で、セール中はパソコン工房が4,180円安く、通常価格ならドスパラが920円安い程度です。メモリの2枚挿しを取るならパソコン工房、すぐ欲しいならドスパラです
- RTX 5060 Ti 16GBはドスパラです
- Ryzen 7 5700X機で1万5,920円安くなります。ただしCPUをRyzen 7 7700に揃えると、パソコン工房のほうが4,080円安くなります
- RTX 5070はRyzen 7 5700Xでよければパソコン工房です
- 同じ5700X機でTHIRDWAVEより2万4,080円安く、メモリも8GB×2枚です。Ryzen 7 7700にしたいなら、パソコン工房に該当機がないためドスパラ(THIRDWAVE 24万8,880円)になります
- RTX 5070 Tiはパソコン工房です
- セール価格で3万5,180円安く、メモリも32GBです。セールが終わっても通常価格で1万5,180円安くなります
- RTX 5080はメモリ容量で判断してください
- 本体価格はドスパラが3万920円安く、パソコン工房はメモリが標準で32GBです
- 急いでいるならドスパラ一択です
- 在庫モデルなら当日〜翌日出荷。パソコン工房は受注生産で1〜3週間かかります
価格をGPUの帯ごとに調べました
各社の公式サイトで、新品の製品を対象に、GPUごとの最安構成を確認しました(2026年10月9日時点・税込)。ドスパラのTHIRDWAVEは10月8日の改定以降、同じ型番でも黒(01B)が白(01W)より5,000円高くなったため、安い白の価格を使っています。パソコン工房はセール中のモデルが多く、表示価格はセール価格(『NVIDIA怒涛の全力祭』、10月26日10:59まで)です。通常価格は本文に併記しています。パソコン工房は公式の一覧ページがスクリプトで描画されるため、検索で見つけた製品ページを1台ずつ確認しました。各帯の価格は確認できた範囲での最安です。
RTX 5060帯
RTX 5060搭載モデルの本体価格
2026年10月11日時点・税込。どちらもRyzen 7 5700X搭載。ドスパラ=THIRDWAVE AD-R7X56A-01W(16GB DDR4(16GB×1枚)/500GB)、パソコン工房=LEVEL-M155-R57X-RKX(16GB DDR4(8GB×2枚)/500GB・セール価格、通常179,800円)
この帯も10月11日に調べ直しました。これまでパソコン工房の代表として載せていたRyzen 5 7500F機(LEVEL-M1AM-R75F-RKX、17万9,800円)が、10月11日時点で販売終了(完売)になっていたためです。同じシリーズのRyzen 7 7700機(LEVEL-M1AM-R77-RKX)も完売でした。
代わりに最安になったのが、Ryzen 7 5700XのLEVEL-M155-R57X-RKXで、セール価格17万4,700円(通常17万9,800円、「NVIDIA怒涛の全力祭」10月26日10:59まで)です。同じRyzen 7 5700XのTHIRDWAVE AD-R7X56A-01W(17万8,880円)より4,180円安く、メモリも8GB×2枚のデュアルチャネルです。ただしセールが終わると920円高くなり、ほぼ横並びに戻ります(黒のAD-R7X56A-01Bは18万3,880円)。電源はどちらも650W BRONZEで、パソコン工房の出荷予定は2〜3週間です。数千円の差なら、メモリの2枚挿しを取るか、当日〜翌日出荷を取るかで決めてかまいません。
AM5世代のCPUにしたい場合、パソコン工房には現在RTX 5060とRyzen 5 7500F/Ryzen 7 7700の組み合わせが見当たりません。ドスパラならRyzen 5 7500FのTHIRDWAVE AD-R5A56A-01Wが18万9,980円です。パソコン工房のCore i5-14400F機(LEVEL-M17B-144F-RKXW、16GB×1枚)は17万9,800円で、Core Ultra 5 225F・1TBのLEVEL-M88M-225F-RKXB(セール25万4,800円)もありますが、どちらもRTX 5060の最安構成ではありません。
なお両社ともRyzen 5 4500を積んだRTX 5060機があり、ドスパラ(AD-R5A56A-01W)が15万9,980円、パソコン工房(LEVEL-M155-R45-RKX、16GB(8GB×2枚))がセール15万4,800円(通常15万9,800円)です。10月6日時点ではドスパラが4,820円安かったのですが、10月8日の改定で入れ替わり、パソコン工房のほうがセール価格で5,180円安く、メモリも2枚挿しです。4500機はPCIe 3.0の制約があるため、上の比較からは外しています。
RTX 5060 Ti 16GB帯
RTX 5060 Ti 16GB搭載モデルの本体価格
2026年10月9日時点・税込。ドスパラ=THIRDWAVE AD-R7X56C-01W(Ryzen 7 5700X/16GB DDR4/500GB)、パソコン工房=LEVEL-M1AM-R77-SSXB(Ryzen 7 7700/16GB DDR5/500GB)
差は1万5,920円です。THIRDWAVE AD-R7X56Cは9月19日に21万6,980円、10月6日に19万8,880円と動き、10月8日の改定で白(01W)が20万8,880円、黒(01B)が21万3,880円になりました。パソコン工房はCPUが1世代新しいRyzen 7 7700で、メモリもDDR5の2枚挿し(8GB×2)です。CPUとメモリはパソコン工房が上ですが、1万5,000円以上の差を埋めるほどではなく、価格で選ぶならこの帯はドスパラが有利です。
ただし、CPUをRyzen 7 7700に揃えると結果は逆になります。ドスパラのRyzen 7 7700版(AD-R7A56C-01W)は22万8,880円で、パソコン工房のほうが4,080円安く、メモリも2枚挿しです。Ryzen 7 5700Xで割り切れるかどうかが、この帯の分かれ目です。
RTX 5070帯
RTX 5070搭載モデルの本体価格
2026年10月11日時点・税込。どちらもRyzen 7 5700X搭載。ドスパラ=THIRDWAVE AD-R7X57A-01W(16GB DDR4/500GB)、パソコン工房=LEVEL-M155-R57X-TKX(16GB DDR4(8GB×2枚)/500GB・セール価格、通常224,800円)
この帯は10月11日に調べ直しました。これまでパソコン工房の代表として載せていたRyzen 7 7800X3D機(LEVEL-M1AM-LCR78D-TKX、27万9,800円)が、10月11日時点で販売終了(完売)になっていたためです。同じシリーズのRyzen 7 7700機(LEVEL-M1AM-R77-TKX)も完売していました。
代わりに最安になったのが、Ryzen 7 5700XのLEVEL-M155-R57X-TKXで、セール価格20万9,800円(通常22万4,800円)です。同じRyzen 7 5700XのTHIRDWAVE AD-R7X57A-01W(23万3,880円)より2万4,080円安く、セールが終わって通常価格に戻っても9,080円安くなります。メモリは8GB×2枚のデュアルチャネルで、増設しなくても本来の性能が出ます。電源は650W BRONZE、出荷予定は2〜3週間です。
ドスパラでCPUをRyzen 7 7700にすると、THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wが24万8,880円、同じ構成のGALLERIA XPR7M-R57-GDが28万8,880円です。パソコン工房には現在RTX 5070とRyzen 7 7700の組み合わせが見当たらないので、AM5世代のCPUにこだわるならこの帯はドスパラになります。パソコン工房でX3Dを選ぶとRyzen 7 9800X3DのLEVEL-M8AM-LCR98D-TKXB(16GB(8GB×2枚)/1TB・簡易水冷)がセール価格37万4,800円まで上がり、価格を抑えたい人の選択肢ではなくなりました。
RTX 5070 Ti帯
RTX 5070 Ti搭載モデルの本体価格
2026年10月9日時点・税込。ドスパラ=GALLERIA XPR7A-R57T-GD(Ryzen 7 7700/16GB DDR5/1TB)、パソコン工房=LEVEL-R7B6-R77-UKX(Ryzen 7 7700/32GB DDR5/1TB・セール価格、通常389,800円)
ここからCPUとSSD容量をそろえて比較できます。ドスパラはGALLERIA XPR7A-R57T-GD(Ryzen 7 7700/16GB DDR5/1TB)で40万4,980円。8月の36万4,980円から、GDDR7メモリ高騰の影響で4万円上がりました。パソコン工房はLEVEL-R7B6-R77-UKX(Ryzen 7 7700/32GB DDR5/1TB)で36万9,800円(セール価格、通常は38万9,800円)です。
CPUとSSDが同じ条件で、パソコン工房のほうが3万5,180円安く、しかもメモリは32GBとドスパラの倍です。セールが終わって通常価格に戻っても1万5,180円安いので、この帯はパソコン工房が明確に有利です。セール価格なら、ドスパラのSSD 500GB版(XPR7M-R57T-GD、37万9,980円)よりも安く収まります。
RTX 5080帯
RTX 5080搭載モデルの本体価格
2026年10月9日時点・税込。ドスパラ=GALLERIA XPR7A-R58-GD(Ryzen 7 7700/16GB DDR5/1TB)、パソコン工房=LEVEL-R7B6-R77-VKX(Ryzen 7 7700/32GB DDR5/1TB・セール価格、通常469,800円)
ドスパラはGALLERIA XPR7A-R58-GD(Ryzen 7 7700/16GB DDR5/1TB)で40万8,880円(10月8日に1,100円下がりました)。パソコン工房はLEVEL-R7B6-R77-VKX(同じRyzen 7 7700/32GB DDR5/1TB)で43万9,800円(セール価格、通常は46万9,800円)です。CPUとSSDをそろえると差は3万920円です。メモリ32GBの価値をどう見るかで判断が分かれます。
なお、パソコン工房には2026年7月7日に登場し、8月6日にRTX 5080・RTX 5070 Ti搭載モデルが追加された認定再生メモリ採用の「Memory Re」シリーズもあり、Ryzen 7 9800X3D・16GB(16GB×1枚)・1TBの構成(LEVEL-R785-LCR98D-VK1X)なら44万4,800円で買えます。上位CPUを積みながらドスパラとの差は3万5,920円ですが、メモリは通常モデルの32GB(16GB×2枚)から容量半分・シングルチャンネルに変わる点は理解しておく必要があります。価格差の正体はBTOの「認定再生メモリ」搭載モデルは信用できるかで検証しました。
パソコン工房は随時セールが動いており、今回確認したモデルの多くがセール価格で表示されていました。時期によって価格は変動するので、購入前に公式サイトで最新価格を確認してください。
保証は条件がまったく逆です
価格の次に大きい違いがここです。両社の保証規定を読み比べると、期間よりも受け方の条件が対照的でした。
- ドスパラの標準保証は持込修理のみです
- 標準1年で、自然故障のみが対象です。修理は店舗への持ち込みが前提になります。延長保証(3年で購入金額の10%、5年で18%)に入ると指定業者による引き取りに変わり、往復送料は同社負担になります。預かり修理中の代替機の貸し出しはありません
- パソコン工房は郵送費が最初から同社負担です
- 標準1年で、PC本体・CPU・マザーボードが対象です(キーボードやマウスなどの周辺機器は6か月、ケーブル等の消耗部品は保証なし)。通常の郵送修理は送料がかかりません。全国約80店舗に予約なしで持ち込むこともできます。延長保証は3年・4年から選べ、実際に見積もると本体価格に対して3年で約10%、4年で約15%が加算されました
- 改造への対応が正反対です
- パソコン工房は「元に戻せる範囲の改造」を保証対象外にしないと規約に明記しています。ドスパラは改造に起因する故障を対象外としているため、自分でメモリやSSDを増設する予定があるなら差が出ます
- 物損への備えはドスパラのほうが条件が明確です
- ドスパラのセーフティサービスは月額980円で、落下や水濡れなど過失事故に対応します。本体は最長5年、免責は1〜3年目がなく、4〜5年目は一律5,000円です。パソコン工房にも物損保証付きの延長保証がありますが、具体的な条件は個別の見積もりで確認する必要があります
- 返品はどちらも原則できません
- 両社とも受注生産のため、お客様都合での返品・キャンセルは基本的に受け付けていません。BTO9社のうち返品に対応しているのはマウス・ツクモ・Dellの3社のみです
各社の保証を横断的に比べた内容はBTOパソコンが故障したときの修理ガイドにまとめています。
納期はドスパラが明確に速いです
ここは価格や保証と違い、覆りません。
- ドスパラは在庫モデルなら当日〜翌日出荷です
- 受注生産が基本のBTOのなかでは、はっきり速い部類です。急いでいるなら第一候補になります
- パソコン工房は1〜3週間が目安です
- 2026年10月6日に確認した商品ページでは、RTX 5060〜5070搭載モデルが「出荷予定 1〜2週間」、RTX 5070 Ti・RTX 5080搭載モデルが「2〜3週間」でした(10月11日に確認したRTX 5070のLEVEL-M155-R57X-TKXも2〜3週間)。受注生産の性質上、ここは価格や構成では埋まりません
- 急ぐかどうかを先に決めてください
- GPUの帯やメモリ容量で迷う前に、いつまでに欲しいかを決めておくと選びやすくなります
支払いと店舗の違い
- 分割の無料回数はどちらも最大48回です
- 20万円台のPCなら月々5,000円弱になります。ここでは差がつきません
- ペイディ(Paidy)はパソコン工房のみ対応です
- ドスパラは非対応なので、後払いを使いたい場合はパソコン工房が選択肢になります
- 店舗数はパソコン工房のほうが多いです
- パソコン工房は全国約80店舗・約40都道府県。ドスパラは全国41店舗(2026年8月時点で公式店舗一覧を数えた実数、修理専門のデジタルドックを含めるとさらに増えます)で、店舗数だけで見るとパソコン工房が上回ります
- 電話サポートはどちらも24時間365日です
- ここでは差がつきません。ドスパラはAIチャットとLINEにも対応しています
分割の詳しい比較はゲーミングPCの分割払いにまとめています。
早見表
| GPU帯 | ドスパラ | パソコン工房 |
|---|---|---|
| RTX 5060 | 178,880円(5700X/16GB DDR4/500GB) | 174,700円(5700X/8GB×2 DDR4/500GB) |
| RTX 5060 Ti 16GB | 208,880円(5700X/16GB DDR4/500GB) | 224,800円(7700/16GB DDR5/500GB) |
| RTX 5070 | 233,880円(5700X/16GB DDR4/500GB) | 209,800円(5700X/8GB×2 DDR4/500GB) |
| RTX 5070 Ti | 404,980円(7700/16GB DDR5/1TB) | 369,800円(7700/32GB DDR5/1TB) |
| RTX 5080 | 408,880円(7700/16GB DDR5/1TB) | 439,800円(7700/32GB DDR5/1TB) |
2026年10月9日時点(RTX 5060・RTX 5070は10月11日時点)・税込。ドスパラはRTX 5060〜5070がTHIRDWAVE(白の01W)、RTX 5070 Ti・RTX 5080がGALLERIAの最安構成です。RTX 5070をRyzen 7 7700のTHIRDWAVEで買うと248,880円、GALLERIA XPR7M-R57-GDなら288,880円です。パソコン工房はRTX 5060 Ti 16GB以外がセール価格(10月26日10:59まで)です。
こんな人はこっち
- ドスパラが向く人
- 予算を抑えたい人(特にRTX 5060 Ti 16GB帯)、RTX 5070でRyzen 7 7700以上のCPUを安く選びたい人、すぐに欲しい人(当日〜翌日出荷)、標準保証より延長保証や物損対応の条件を明確に知りたい人
- パソコン工房が向く人
- RTX 5070をRyzen 7 5700Xで安く買いたい人、RTX 5070 Tiを買う人、RTX 5060をほぼ同じ価格でメモリ2枚挿しにしたい人、RTX 5070 Ti以上でメモリを厚くしたい人、購入後に自分で増設する予定がある人(保証規約が改造に寛容)、ペイディを使いたい人、近くの店舗(全国約80店舗)で相談したい人
- どちらでもない選択肢
- 標準3年保証が欲しいならG-Tune、セールの瞬間最安を狙うならフロンティア、パーツの型番まで指定したいならパソコンショップSEVENです
よくある質問
Q.ドスパラとパソコン工房はどっちが安いですか?
A.2026年10月9日時点では、帯によって分かれます。ドスパラが安いのはRTX 5060 Ti 16GB帯(1万5,920円)とRTX 5080帯(3万920円)です。RTX 5060帯はRyzen 7 5700X機同士でパソコン工房がセール価格で4,180円安くほぼ同じ(10月11日時点)、RTX 5070帯はRyzen 7 5700X機同士でパソコン工房がセール価格で2万4,080円安く(10月11日時点)、RTX 5070 Ti帯はパソコン工房がセール価格で3万5,180円安いうえメモリも32GBです。ドスパラは10月8日に告知なしで値上げしており、10月6日時点とは結論が変わっています。
Q.RTX 5060やRTX 5060 Ti 16GBを買うならどっちがいいですか?
A.RTX 5060は価格がほぼ同じです。2026年10月11日時点で、同じRyzen 7 5700XのTHIRDWAVE AD-R7X56A-01Wが17万8,880円、パソコン工房のLEVEL-M155-R57X-RKXがセール価格17万4,700円(通常17万9,800円、10月26日10:59まで)です。パソコン工房はメモリが8GB×2枚なので、納期を気にしないなら十分に候補です。以前比較に使っていたRyzen 5 7500F機(LEVEL-M1AM-R75F-RKX)は販売終了しています。RTX 5060 Ti 16GBはTHIRDWAVE AD-R7X56C-01W(Ryzen 7 5700X)が20万8,880円で、パソコン工房(Ryzen 7 7700、22万4,800円)より1万5,920円安くなっています。CPUをRyzen 7 7700に揃えるとドスパラは22万8,880円になり、パソコン工房のほうが4,080円安くなります(RTX 5060 Ti 16GBは2026年10月9日時点)。
Q.RTX 5070はどっちがお得ですか?
A.2026年10月11日時点の最安はパソコン工房のLEVEL-M155-R57X-TKX(Ryzen 7 5700X/8GB×2枚)で、セール価格20万9,800円(通常22万4,800円)です。同じRyzen 7 5700XのTHIRDWAVE AD-R7X57A-01W(23万3,880円)より2万4,080円安くなります。Ryzen 7 7700にしたい場合はパソコン工房に該当機がなく、THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wの24万8,880円が最安です。以前比較に使っていたパソコン工房のRyzen 7 7800X3D機(LEVEL-M1AM-LCR78D-TKX)は10月11日時点で販売終了しています。
Q.RTX 5070 TiやRTX 5080はどっちが安いですか?
A.帯によって逆です。RTX 5070 Tiはパソコン工房がセール価格36万9,800円で、ドスパラの40万4,980円より3万5,180円安く、メモリも32GBです。RTX 5080はドスパラが40万8,880円で、パソコン工房のセール価格43万9,800円より3万920円安くなっています。パソコン工房はRTX 5080でもメモリが標準32GBなので、その価値をどう見るかで判断が分かれます。
Q.保証はどう違いますか?
A.ドスパラの標準保証は1年で持込修理のみ、延長保証(3年で購入金額の10%、5年で18%)に入ると引き取りに変わります。パソコン工房は標準1年で郵送費が最初から同社負担、全国約80店舗への持込にも対応しています。改造への扱いも逆で、パソコン工房は元に戻せる範囲の改造を保証対象外にしないと明記していますが、ドスパラは改造に起因する故障を対象外としています。
Q.自分でメモリやSSDを増設する予定がある場合はどっちがいいですか?
A.パソコン工房です。保証規約に「購入時の状態に復することが容易な改造等は保証対象外事由に該当しない」という趣旨の記載があり、増設を前提にした保証運用がされています。ドスパラは改造に起因する故障を対象外としているため、増設後に不具合が出ると保証の対象外になるリスクがあります。
Q.納期はどちらが速いですか?
A.ドスパラです。在庫モデルなら最短当日から翌日出荷に対応します。パソコン工房は2026年10月6日に確認した商品ページで「出荷予定1〜2週間」(RTX 5070 Ti・RTX 5080搭載モデルは2〜3週間)となっていました。急いでいる場合はドスパラが有利です。
Q.返品はできますか?
A.どちらも原則できません。両社とも受注生産のため、お客様都合での返品・キャンセルは基本的に受け付けていません。BTO9社のうち返品に対応しているのはマウスコンピューター(手数料20%)・ツクモ・Dellの3社のみです。
まとめ・次に読みたい記事
ドスパラとパソコン工房を、2026年10月9日時点の実売価格でGPU帯ごとに比較しました。
エントリー帯は、ドスパラの10月8日の値上げで差が縮みました。RTX 5060はRyzen 7 5700X機同士でほぼ同じ価格になり(セール中はパソコン工房が4,180円安い)、メモリの2枚挿しならパソコン工房、納期ならドスパラという選び方になります。RTX 5060 Ti 16GBはRyzen 7 5700X機ならドスパラが1万5,920円安いままです。RTX 5070はRyzen 7 5700X機ならパソコン工房がセール価格で2万4,080円安く、Ryzen 7 7700にこだわるならドスパラのTHIRDWAVEです。
RTX 5070 Ti帯はパソコン工房がセール価格で3万5,180円安く、メモリも32GBなので、この帯はパソコン工房が明確に有利です。RTX 5080帯はドスパラが3万920円安く、メモリ32GBの価値をどう見るかの判断になります。10月6日の調査からわずか2日で一部の帯の優劣が入れ替わっているので、買う直前に必ず両社の価格を確認してください。
価格以外では、保証の受け方が対照的でした。ドスパラは標準保証が持込修理のみで、延長すると引き取りに変わります。パソコン工房は最初から郵送費が同社負担で、改造にも寛容です。増設の予定があるかどうかで、この差の重みは変わります。そして納期はドスパラが明確に速く、当日〜翌日出荷とパソコン工房の1〜3週間という差は、価格や保証では埋まりません。



