『Minecraft Dungeons II(マインクラフト ダンジョンズ2)』は、Mojang StudiosとDouble Elevenが開発し、Xbox Game Studiosが発行する見下ろし型ハクスラアクションRPGです。2020年発売の前作から6年ぶりの続編で、まったく新しいストーリー・エリア・装備システムを備え、2026年9月29日にPC(Steam・Microsoft Store)・PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2で同時発売されます。本編の『Minecraft』(マインクラフト)や、当サイトのマインクラフト向けおすすめゲーミングPCとは別タイトルなので、まずそこを混同しないよう整理しておきます。

このサイトでは直近、『Gears of War: E-Day』や『SILENT HILL: Townfall』のようにレイトレーシング必須・ストレージ100GB超級の重量級新作を続けて取り上げてきました。ところが本作のSteam公式ページを確認すると、推奨GPUはGeForce GTX 1060 6GB。現行のグラフィックボードで最も安いクラスでも、すでにこれを上回っています。つまり結論を先に言えば、本作のためだけにハイエンドGPUを買う必要はありません

この記事では、Steam公式APIで取得した最小・推奨スペックの原文、前作からどれだけ要求が変わったか、そして「なぜここまで軽いのか」という理由を、2026年8月時点でドスパラ公式を直接確認したBTO実売価格とあわせて整理します。予算を無理に釣り上げない、誠実な選び方を意識してまとめました。

先に結論(編集部のおすすめ)

まだ発売前で製品版の実測ベンチマークは存在しません。以下は公式の動作環境と、2026年8月26日時点でドスパラ公式を直接確認したBTO構成例です。

公式「推奨」ラインを満たす本命

約13万9,980円が目安。公式推奨のGTX 1060 6GBを、現行最廉価級のRTX 3050 6GBがすでに上回ります。メモリ16GBで公式推奨をきちんと満たす構成です

GPU
RTX 3050 6GB
CPU
Ryzen 5 7500F
メモリ
16GB DDR5

他のゲームも見据えて一段上げる

約16万8,980円〜18万9,979円が目安。本作単体では過剰な性能ですが、原神やApex Legendsなど他のタイトルも遊ぶなら現実的な選択です

GPU
RTX 5060
CPU
Ryzen 7 5700X / Ryzen 7 7700
メモリ
16GB DDR4 / DDR5

最安ライン(非推奨)

約9万9,980円。GPU性能自体は要件を満たしますが、メモリが8GBしかなく公式推奨の16GBに届きません。ほかの用途でも不安が残る構成です

GPU
RTX 3050 6GB
CPU
Ryzen 5 4500
メモリ
8GB DDR4

多くの人にとって現実的な入り口は13万9,980円の構成です。なぜここまで予算を抑えられるのか、次の項目から公式の動作環境をもとに詳しく説明します。

公式の動作環境

Steam公式ストアページで公開されている、Windows版の動作環境は次の2段階です(Steam公式APIで2026年8月26日に取得)。

最小
64ビットのOS・プロセッサが必要/OS: Windows 10 64bit(バージョン1703以降)/CPU: Core i3-8100 またはAMD Ryzen 3 2200G 相当/メモリ: 8GB/GPU: GeForce GTX 1050 または Radeon RX 560(VRAM 2GB以上の専用グラフィックカード)/DirectX: バージョン11
推奨
64ビットのOS・プロセッサが必要/OS: Windows 10 64bit(バージョン1703以降)/CPU: Core i5-8400 またはAMD Ryzen 5 2600 相当以上/メモリ: 16GB/GPU: GeForce GTX 1060 または Radeon RX 580(VRAM 6GB以上)/DirectX: バージョン11Steamストアページで確認する

目に付くのは、CPU・GPUとも2016〜2018年前後の世代が基準になっている点です。同じ2026年秋発売でもSILENT HILL: Townfallの推奨GPUはRTX 3080相当、CONTROL ResonantはRTX 3070相当と、いずれも2020年前後のミドルハイ級が基準でした。本作の推奨GTX 1060 6GBは、それよりさらに2世代ほど古いクラスです。ストレージ容量の項目は本稿執筆時点では非公開でした。なお、Steam版のOS対応はWindowsのみで、Mac・Linuxには対応していません。

前作からどう変わったか

前作『Minecraft Dungeons』(2020年発売)は、公式にはOSとCPU・メモリ・ストレージの最小要件しか案内しておらず、推奨スペックは発表されませんでした。当時の最小要件はCore i5(2.8GHz以上)・メモリ8GB・GeForce GTX 660またはRadeon HD 7870というものです。GTX 660は2012年発売のカードなので、続編の最小要件(GTX 1050、2016年発売)は世代としては新しくなっています。

一方で今回は初めて推奨スペックが明示され、GTX 1060 6GB・メモリ16GBという具体的な目標ラインが示されました。前作が「動けばいい」レベルの最小要件しか出していなかったのに対し、続編は「快適に遊ぶならここまで」という基準を用意した形です。それでも現行のグラフィックボード全体で見れば、依然として最下層に位置する要求です。

なぜここまで軽いのか

理由として大きいのが、対応プラットフォームの幅です。本作はPCやPS5・Xbox Series X|Sだけでなく、Nintendo Switch(初代)とSwitch 2の両方で同時発売されます。初代Switchは携帯モードで駆動する省電力ハードウェアのため、そこで動くゲームとして設計する以上、PC版・PS5版だけを基準に要求スペックを引き上げるわけにはいきません。マルチプラットフォーム展開、とりわけ旧世代Switchを含む展開が、必要スペックの上限を押し下げていると考えられます。

もうひとつの理由は、ゲームの見た目そのものです。本作は見下ろし固定視点のハクスラで、キャラクターやフィールドはマインクラフトらしいボクセル(立方体)調のスタイライズされた表現が基本です。オープンワールドの実写的な映像美を追うGears of War: E-Dayのようなタイトルとは、そもそも描画の方向性が違います。開発元のGAME Watchによるプレビュー記事によれば、続編では太陽光・月光の表現、大規模攻撃時の地面の揺れ、エフェクトの強化など、演出面は前作から底上げされていますが、それでも視点が固定され描画範囲が絞られるジャンルの軽さは変わっていません。

出典: GAME Watch

現行の最安クラスGPUですでに足りる

複数のGPU性能比較サイトの集計によれば、現行のグラフィックボードで最も安いクラスに位置するGeForce RTX 3050 6GBは、公式推奨のGTX 1060 6GBよりわずか5%ほど上回るスコアにとどまります。言い換えると、公式推奨ラインは現行の最廉価級グラフィックボードでほぼちょうど満たされる水準ということです。同価格帯でよく比較されるRTX 5060やRTX 5060 Ti、RTX 5070といった中堅〜上位クラスは、本作に関しては明確なオーバースペックになります。

ただし例外もあります。人気ゲーム別おすすめゲーミングPC一覧で見てきたとおり、この記事群の中でもFINAL FANTASY RESONANCEは「GTX 1650クラスで十分」としており、本作の推奨GTX 1060 6GBより一段軽い基準です。「新作は全部重い」わけではなく、「本作はサイト内でも最軽量クラスの部類に入るが、最軽量そのものではない」というのが正確な位置づけです。

予算別の構成例

2026年8月26日時点でドスパラ公式を直接確認したBTO完成品の目安です。GPU・メモリ価格は変動が激しい局面のため、最新価格は各メーカーで確認してください。

公式「推奨」ラインを満たす本命/約13万9,980円
RTX 3050 6GB + Ryzen 5 7500F + 16GB DDR5 + 500GB SSD。ドスパラのTHIRDWAVEブランド(AD-R5A35A-01B)で13万9,980円〜を2026年8月26日時点で確認しています。公式推奨のGTX 1060 6GBをGPU・メモリともに満たします。
他のゲームも見据えて一段上げる/約16万8,980円〜
RTX 5060 + Ryzen 7 5700X + 16GB DDR4 + 500GB SSD。ドスパラのTHIRDWAVEブランド(AD-R7X56A-01B)で16万8,980円〜を確認しています。本作以外の重めのタイトルも遊ぶ予定があるなら、この帯から検討する価値があります。
最安ライン・メモリ8GBは避ける/約9万9,980円
RTX 3050 6GB + Ryzen 5 4500 + 8GB DDR4 + 500GB SSD。ドスパラのTHIRDWAVEブランド(AD-R5A35A-01B)で9万9,980円〜を確認していますが、メモリが公式推奨の16GBに届きません。本作以外のブラウザやチャットアプリを同時に開くだけでも不足しやすく、増設前提だと結局13万円台と同水準になります。

予算帯ごとの詳しい選び方は10万円のゲーミングPC15万円前後のおすすめゲーミングPCにまとめています。子供用の1台として検討している場合は、本体以外にかかる費用や課金管理の設定まで含めて子供にゲーミングPCを買うときの選び方を先にご覧ください。

子供と一緒に遊びやすい設計

本作は最大4人協力プレイなど間口が広い作りですが、レーティングは前作より一段上がっています。

CERO(日本)はB(12歳以上対象)
理由は「犯罪」表現です。Steam公式APIとPlayStation Store日本版の両方で確認できます。前作『Minecraft Dungeons』のCERO A(全年齢対象)から一段引き上げられており、下記のESRB・PEGIより対象年齢が上です。低学年のお子さんと遊ぶ場合は、内容を先に確認しておくと安心です。
ESRB(北米)はE10+
「ファンタジー描写の暴力(Fantasy Violence)」を理由とする指定です。Steam公式ページで確認できます。
PEGI(欧州)は7
「暴力」「恐怖」を理由とする指定です。
最大4人の協力プレイに対応
オンライン協力プレイに加え、画面分割での協力プレイにも対応しています。

課金管理やプレイ時間の制限をあわせて設定したい場合は、子供にゲーミングPCを買うときの選び方でSteamファミリーの購入リクエスト制やWindowsのファミリーセーフティについて詳しく解説しています。

Xbox Game Passで発売日から遊べる

本作はXbox Game Pass Ultimate・PC Game Passの両方で、発売日の2026年9月29日から追加されることが複数の海外メディアで報じられています。単体購入の前に、まずGame Passで試すという選択肢も検討する価値があります。PC Game Passの料金プランや、何本遊べば元が取れるかはPC Game Passの料金とプラン比較にまとめています。

ノートPC・内蔵GPUでも遊べるか

公式の最小要件は「VRAM 2GB以上の専用グラフィックカード」を明記しており、GPUを内蔵しないCPU単体での動作は公式サポートの対象外です。ただし要求水準自体がGTX 1050程度と低いため、Ryzen AI搭載ノートやCore Ultraのように高性能な内蔵GPUを積んだ機種であれば、実用上は動作する可能性があります。あくまで公式に動作確認された組み合わせではない点には注意してください。

外部GPUを積んだノートであれば、軽量〜中量シェーダーまで遊べる構成が扱いやすい水準です。デスクトップとの違いや選び方はゲーミングノートPCの選び方も参考にしてください。

そのほか押さえておきたいこと

発売日と価格
2026年9月29日発売。Steam表示価格はスタンダード版4,730円、デラックス版7,810円です(2026年8月26日時点)。デラックス版には前作リリース済みのDLC1・2に加え、追加スキン4種などが含まれます。
開発元・発行元
Mojang StudiosとDouble Elevenが共同開発し、Xbox Game Studiosが発行します。
対応プラットフォーム
PC(Steam・Microsoft Store)・PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2に同時発売されます。
協力プレイと日本語対応
最大4人のオンライン協力プレイ・画面分割協力プレイに対応し、異なるプラットフォーム間のクロスプレイにも対応します。日本語は音声・字幕とも対応(フル音声対応言語)です。
前作からのゲーム内容の進化
GAME Watchのプレビューによれば、新たに追加された「ジャンプ」でフィールドの立体感が増し、防具は4部位に細分化、パッシブ効果を持つ「タリスマン」という新装備枠も追加されています。ステージも前作より広く、探索要素が増しています。
予約特典
予約購入すると、ヒーロースキン2種・「ツイステッド・ケープ」・ペット「ツイステッド・ニワトリ」が入手できます(Steam公式ページより)。

よくある失敗

本編『マインクラフト』向けの構成をそのまま流用する
本編は影MOD(シェーダー)を入れると要求が跳ね上がりますが、本作はハクスラアクションで別ジャンルです。本編向けに組んだRTX 5060 Ti級の構成は、本作単体では明確なオーバースペックです。
本作のためだけにハイエンドGPUを検討する
公式推奨はGTX 1060 6GB相当です。現行の最廉価級グラフィックボードですでに満たせるため、本作単体を理由に予算を釣り上げる必要はありません。
安さだけを優先してメモリ8GBのモデルを選ぶ
公式推奨のメモリは16GBです。8GBモデルは本作の最小要件こそ満たしますが、後から増設すると価格差の意味が薄れます。
他のゲームも遊ぶ前提を忘れる
本作だけを基準に選ぶと、他の重めのタイトルで力不足になることがあります。複数タイトルを遊ぶ予定なら、[人気ゲーム別おすすめゲーミングPC一覧](/articles/gaming-pc-by-game/)で全体のバランスを確認してください。

よくある質問

Q.『Minecraft Dungeons II』の推奨スペックはどれくらいですか?

A.Windows 10 64bit、Core i5-8400またはRyzen 5 2600相当以上、メモリ16GB、GeForce GTX 1060またはRadeon RX 580(VRAM 6GB以上)です。最小要件はCore i3-8100またはRyzen 3 2200G相当、メモリ8GB、GeForce GTX 1050またはRadeon RX 560(VRAM 2GB以上)となっています(Steam公式APIで2026年8月26日確認)。

Q.本作のためだけにハイエンドGPUを買う必要はありますか?

A.必要ありません。公式推奨のGTX 1060 6GBは、現行のグラフィックボードで最も安いクラスであるRTX 3050 6GBでもすでに上回る水準です。2026年8月26日時点で、13万9,980円のBTO(RTX 3050 6GB・メモリ16GB)で公式推奨ラインを満たせます。

Q.内蔵GPU(グラフィックボードなし)でも遊べますか?

A.公式の最小要件は「VRAM 2GB以上の専用グラフィックカード」を明記しており、内蔵GPU単体は公式サポートの対象外です。ただし要求水準自体は低いため、性能の高いノート用内蔵GPUなら実用上動作する可能性はあります。

Q.本編のマインクラフトと同じPCで遊べますか?

A.本編『マインクラフト』はバニラなら軽量ですが、影MOD(シェーダー)を使うと要求が大きく上がります。本編向けに影MOD前提で組んだPCであれば、本作は問題なく動作します。詳しくは[マインクラフト向けおすすめゲーミングPC](/articles/minecraft-gaming-pc/)をご覧ください。

Q.子供と一緒に遊べますか?

A.国内のCEROはB(12歳以上対象、理由は「犯罪」表現)で、前作のCERO A(全年齢対象)より一段厳しくなっています。海外のESRB(北米)はE10+、PEGI(欧州)は7です。最大4人の協力プレイ(オンライン・画面分割の両方)に対応しており、内容を確認したうえでなら家族でも遊びやすい設計です。

Q.Xbox Game Passで遊べますか?

A.発売日の2026年9月29日から、Xbox Game Pass Ultimate・PC Game Passの両方に追加されると複数の海外メディアが報じています。購入前にまずGame Passで試すという選択肢もあります。

Q.前作をプレイしていないと楽しめませんか?

A.本作はまったく新しいストーリー・エリア・装備システムを備えた続編と公式に説明されています。前作のプレイが必須という案内は確認できませんでした。

Q.価格と発売日を教えてください。

A.2026年9月29日発売です。Steam表示価格はスタンダード版4,730円、デラックス版7,810円です(2026年8月26日時点)。

まとめ・次に読みたい記事

『Minecraft Dungeons II』のPC版動作環境は、公式推奨がGeForce GTX 1060 6GB・メモリ16GBという、現行のグラフィックボードで最も安いクラスでも満たせる水準です。重量級の新作が続く中、本作は数少ない「予算を釣り上げなくていい」タイトルと言えます。

2026年8月26日時点の現実的な入り口は、13万9,980円のBTO(RTX 3050 6GB・メモリ16GB)です。本作だけを遊ぶならこれで十分ですが、他の重めのタイトルも視野に入れるなら16万8,980円台のRTX 5060構成に上げる価値があります。逆に9万9,980円のメモリ8GBモデルは、公式推奨に届かないため避けるのが無難です。最大4人協力プレイに対応していますが、CEROはB(12歳以上対象)と前作より一段上がっているため、子供と一緒に遊ぶ場合は内容を先に確認しておくと安心です。