『悪魔城ドラキュラ』シリーズの新作『Castlevania: Belmont’s Curse』(キャッスルヴァニア ベルモンドカース)が、2026年10月15日に発売されます。舞台は1499年のパリで、『悪魔城伝説』のトレバー・ベルモンドの娘、ローズ・ベルモンドが主人公の探索型2Dアクションです。価格はSteam版のスタンダードエディションが3,850円。横スクロールの2Dで、価格も手ごろなので、手元のPCで遊べるか気になっている人は多いと思います。
動作環境を見ると、GPUの推奨はGeForce RTX 3060で、2Dにしてはやや高めという程度です。目を引くのはOSのほうで、公式要件は最低・推奨とも「Windows 11」だけです。グラフィックボードが十分でも、Windows 10のPCはKONAMIの動作対象から外れています。
この記事では、Steam公式APIとKONAMI公式サイトで動作環境の原文を確認したうえで、2DなのになぜWindows 11なのかを分かる範囲で調べました。KONAMIの最近のSteam作品10本のOS要件も並べたので、本作がどの位置にいるかが分かります。後半では、10月1日から配信中の体験版でSteamのフォーラムに寄せられた不具合報告と、2026年10月11日にドスパラ公式で確認した価格で、本作をいちばん安く遊べる構成を整理します。
先に結論(編集部のおすすめ)
以下はすべて2026年10月11日にドスパラ公式の製品ページで確認したTHIRDWAVEの構成で、メモリは16GB(16GB×1枚)、SSDは500GBです。ドスパラは10月8日に告知なしで価格を改定し、同じ型番でも白(01W)が黒(01B)より5,000円安くなりました。ここでは安い白の価格を載せています。黒を選ぶ場合は5,000円を足してください。
- 本作が目当てなら/14万9,980円
- Ryzen 5 4500 + RTX 5050(AD-R5A55A-01W)。GPUは推奨のRTX 3060を上回り、CPUは推奨のCore i5-10400と同じ6コア12スレッドです。推奨ラインを超える構成のなかでいちばん安く買えます
- ほかの新作も遊ぶなら/15万9,980円
- Ryzen 5 4500 + RTX 5060(AD-R5A56A-01W)。RTX 5050機との差は1万円で、GPU性能は2〜3割上がります。本作には過剰ですが、3Dの新作も遊ぶならこちらです。同じ構成はパソコン工房のLEVEL-M155-R45-RKXがセールで15万4,800円(メモリ8GB×2、10月26日10時59分まで)ですが、出荷予定は2〜3週間です
- 対戦ゲームも視野に入れるなら/17万8,880円
- Ryzen 7 5700X + RTX 5060(AD-R7X56A-01W)。4500の弱点(L3キャッシュ8MB・PCIe 3.0)を消した構成です。本作だけなら不要です
- 本作だけを安く/11万9,980円
- Ryzen 5 4500 + RTX 3050 6GB(AD-R5A35A-01Wのメモリ16GBモデル)。最低要件のGTX 1650は上回りますが、推奨のRTX 3060には届きません。60fpsを保てるかは発売後の検証待ちです
同じAD-R5A35A-01Wでも、9万9,980円のモデルはメモリが8GBです。本作は最低要件でもメモリ16GBを求めているので、16GBモデルを選んでください。
公式の動作環境
2026年10月11日にSteam公式APIで取得した内容です。KONAMIの公式サイトにはPCの動作環境の掲載がなく、Steamストアページの記載が一次情報になります。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11 |
| CPU | Core i5-8400 | Core i5-10400 |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | GeForce GTX 1650 | GeForce RTX 3060 |
| DirectX | 11 | 11 |
| ストレージ | 10GB | 10GB |
AMD製のCPUやRadeonの記載はありません。Steam版はWindowsのみで、Mac・Linux版はありません。解像度や画質設定、目標のfpsも書かれていませんが、KONAMI公式サイトの製品情報ではフレームレートを「60fps(Nintendo Switch版は30fps)」としています。
Steamストアページで確認する容量はSteamの表記が10GBです。KONAMI公式サイトでは「Standard Edition 8GB、Midnight Edition 10GB」と分けて書かれていて、Midnight Editionに付くサウンド&アートギャラリーが別のアプリとして入る分だけ増えると読めます。どちらにしても、最近の新作のなかではかなり小さい部類です。

2DなのになぜWindows 11なのか
結論から書くと、Windows 11を求める理由は公表されていません。Steamストアページ、KONAMI公式サイトの製品情報、体験版の案内ページを確認しましたが、説明は見当たりませんでした。
そのうえで、確認できた事実を並べます。
- 描画APIはDirectX 11
- Steamの動作環境に書かれているのはDirectX 11です。DirectX 11はWindows 10でも使えます
- エンジンはUnity 2022.3と見られる
- KONAMIはゲームエンジンを公表していません。PC版の技術情報をまとめるPCGamingWikiには、Unity 2022.3.62f2という記録があります。体験版でSteamのフォーラムに投稿されたエラー(Failed to load il2cpp、GameAssembly.dll)もUnityの仕組みに由来するもので、設定ファイルの保存場所(AppData\LocalLow)もUnity製のゲームでよく使われる場所です。Unity 2022.3で作ったWindows向けゲームの動作要件は、Windows 7(SP1以降)、Windows 10、Windows 11です
- アンチチートやTPMの記載はない
- シングルプレイ専用で、Steamのストアページにアンチチートや外部アカウントの注意書きはありません。TPM 2.0やSecure Bootを求める記載もありません
- 開発元の前作はWindows 10だった
- 開発を担当したEvil Empireの前作『ザ・ローグ:プリンス オブ ペルシャ』(2025年8月、販売はUbisoft)は、Steamの最低OSがWindows 10です
少なくとも、公表されている技術要件のなかに、Windows 11でなければ満たせないものは見当たりません。エンジンの記録はPCGamingWiki、Unityの要件はUnity 2022.3のシステム要件で確認できます。
KONAMIのSteam作品は10本中6本がWindows 11のみです
KONAMIが販売するSteam作品のうち、SILENT HILL f以降に発売された(または発売予定の)10本のOS要件を、同じ日にSteam公式APIで調べました。日付はSteamの表示によるもので、編集部が検索で見つけられた範囲です。
- SILENT HILL f(2025年9月24日)
- Windows 11のみ
- スーパーボンバーマン コレクション(2026年2月5日)
- 最低Windows 10、推奨Windows 11
- eBaseball PRO SPIRIT(2026年3月4日)
- Windows 11のみ
- Darwin's Paradox!(2026年4月2日)
- 最低Windows 10、推奨Windows 10/11
- がんばれゴエモン大集合!(2026年7月1日)
- Windows 11のみ
- テニスの王子様 も~っと 学園祭の王子様(2026年7月29日)
- 最低Windows 10、推奨Windows 10/11
- テニスの王子様 ぎゅ~っと! ドキドキサバイバル(2026年7月29日)
- 最低Windows 10、推奨Windows 10/11
- METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.2(2026年8月27日)
- Windows 11のみ
- SILENT HILL: Townfall(Steam表示は2026年9月23日)
- Windows 11のみ
- Castlevania: Belmont's Curse(Steam表示は2026年10月14日)
- Windows 11のみ
10本中6本がWindows 11のみ、4本は最低要件にWindows 10を残しています。2026年8月以降の新作は3本続けてWindows 11だけですが、7月のテニスの王子様2本はWindows 10も対象なので、KONAMIが一律にWindows 10を外しているわけではありません。どの作品をWindows 11のみにするかの基準も公表されていません。ほかのメーカーも含めたWindows 11必須の新作はWindows 10でゲームはいつまで遊べるかにまとめています。
Windows 10で動いた報告は1件だけです
10月11日時点で見つけられた、Windows 10で体験版が動いたという書き込みは1件だけです。10月1日にSteamのフォーラムに「165fpsで動いたが、会話のたびにカクつきがあった。Windows 10」という投稿があります。一方、Windows 10だから起動しなかったという報告は見つかりませんでした。ただ、PCの構成も書かれていない1件の書き込みで、しかも体験版の話です。製品版がWindows 10で動く根拠にはなりません。体験版のSteamページは動作環境に「64ビットのプロセッサーとOS」としか書いておらず、OSの指定がありません。
ただ、起動できたとしても、動作環境に入っていない以上、不具合が出たときにKONAMIのサポート対象になるとは考えないでください。Windows 10のPCで遊ぶつもりなら、次の順で判断するのが安全です。
- 1. まず体験版を入れてみる
- 体験版は無料で、製品版の序盤を遊べます。同じプラットフォーム・同じアカウントなら、セーブデータを製品版に引き継げます
- 2. 動いても、製品版の更新で動かなくなる可能性は残る
- Windows 10は動作環境に入っていないので、アップデートで起動しなくなっても対応される保証はありません
- 3. PCがWindows 11の要件を満たすなら上げる
- GPUが推奨に届いているPCなら、OSを上げるだけで済む場合があります。CPUの世代とTPM 2.0の有無で可否が決まります
Windows 11に上げられるかの確認手順はWindows 11へのアップグレード手順で解説しています。NVIDIAのGame ReadyドライバがWindows 10向けの提供を終える時期も近いので、Windows 10のPCを使い続けるか迷っている人は、先ほど紹介したWindows 10でゲームはいつまで遊べるかの記事も読んでおいてください。
推奨スペックを今のパーツに置き換えると
GPUはRTX 5050で推奨を上回ります
当サイトのGPU性能比較で使っている目安スコアで、公式要件のGPUと現行のGPUを並べました。
公式要件のGPUと現行GPUの性能の目安
当サイトのGPU性能比較の目安スコア(概算・大きいほど高性能)。※は他のGPUとの比較から置いた推定値
RTX 5050は、TechSpotのフルHD平均でRadeon RX 7600とほぼ同じ位置にいるため、RX 7600(2,940)とRTX 4060(3,040)のあいだに置いた推定値です。推奨のRTX 3060は上回ります。RTX 3050 6GBはGTX 1660 SUPER(1,760)より1〜2割遅いと見て置いた推定値で、最低要件のGTX 1650と推奨のRTX 3060のあいだに入ります。
本作の画面は横スクロールの2Dで、3Dの大作のように画質設定を上げるほどGPUが苦しくなるタイプではありません。体験版の感想スレッドでは、アンチエイリアスはFXAAとSMAAまでで、DLSSやTAAは入っていないという指摘がありました。DLSSのフレーム生成のように、新しい世代のGPUでないと使えない機能で差がつく作品ではないということです。
CPUはRyzen 5 4500で推奨と同じコア数です
- Core i5-8400(最低)
- 6コア6スレッド、最大4.0GHz、L3キャッシュ9MB。2017年発売の第8世代Coreです
- Core i5-10400(推奨)
- 6コア12スレッド、最大4.3GHz、L3キャッシュ12MB。2020年発売の第10世代Coreです
- Ryzen 5 4500
- 6コア12スレッド、最大4.1GHz、L3キャッシュ8MB。コア数とスレッド数は推奨のi5-10400と同じですが、L3キャッシュは小さく、クロックも少し低くなります
- Ryzen 7 5700X
- 8コア16スレッド、最大4.6GHz、L3キャッシュ32MB。推奨を明確に上回ります
本作の推奨が想定しているのは60fpsです。高いfpsを競う対戦ゲームと違い、60fpsで遊ぶ2Dアクションなら、CPUの弱さがそのまま出る場面は多くないと考えています。ただ、体験版では4060搭載PCの投稿者が「GPU使用率45%、CPU使用率20〜30%なのに100fpsを割る場面がある」と書いています。GPUにもCPUにも余裕があるのにfpsが伸びないのは、パーツの性能より最適化の問題に見えます。この点は製品版のパッチで変わる可能性があります。
Ryzen 5 4500は、PCIe 3.0までしか使えないことや、L3キャッシュが小さいことで、ほかのゲームでは差が出る場面があります。4500搭載機の弱点と、それが問題になるゲームはRyzen 5 4500のゲーミングPCは買いかで実測データとあわせて検証しています。

予算別の構成例
すべて2026年10月11日にドスパラ公式の製品ページで確認した白(01W)の価格です。黒(01B)はそれぞれ5,000円高くなります。ただしRTX 3050 6GBの16GBモデルは、黒の製品ページでも白と同じ11万9,980円と表示されていたので、注文時に確認してください。
- 11万9,980円 — 最低要件は超えるが推奨には届かない
- Ryzen 5 4500 + RTX 3050 6GB + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R5A35A-01Wのメモリ16GBモデル)。本作のほか、Steamで安く買える軽い名作を中心に遊ぶなら候補になります。重い3Dの新作には力不足です
- 14万9,980円 — 本作の推奨ラインを超える最安
- Ryzen 5 4500 + RTX 5050 + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R5A55A-01W)。GPUは推奨のRTX 3060を上回ります。本作が主な目的なら、ここで十分です
- 15万9,980円 — 1万円で長く使える
- Ryzen 5 4500 + RTX 5060 + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R5A56A-01W)。RTX 5050機との差は1万円です。3Dの新作をフルHDで遊ぶつもりなら、この1万円は払う価値があります
- 17万8,880円 — 対戦ゲームも遊ぶ人向け
- Ryzen 7 5700X + RTX 5060 + 16GB DDR4(16GB×1) + 500GB SSD(AD-R7X56A-01W)。4500機との差は1万8,900円です。高fpsを狙う対戦ゲームでは、この差がCPUの余裕として出ます
型番の末尾が同じAD-R5A55A-01WやAD-R5A56A-01Wには、Ryzen 5 7500Fを積んだ別の製品もあります。注文前に製品名のCPU表記(Ryzen5 4500搭載か、Ryzen5 7500F搭載か)を確認してください。10万円から15万円の帯で何を削ると後悔するかは10万円のゲーミングPCは買えるかで詳しく比べています。
パソコン工房はセール中で(10月26日10時59分まで)、同じCPUとGPUの組み合わせがドスパラより安く買えます。どちらもメモリは8GB×2枚の16GBです。
- LEVEL-M155-R45-RKX/15万4,800円
- Ryzen 5 4500 + RTX 5060 + 16GB(8GB×2) + 500GB SSD。通常価格は15万9,800円です。ドスパラの4500+RTX 5060機(白)より5,180円安くなります
- LEVEL-M155-R57X-RKX/17万4,700円
- Ryzen 7 5700X + RTX 5060 + 16GB(8GB×2) + 500GB SSD。通常価格は17万9,800円です。ドスパラの5700X+RTX 5060機(白)より4,180円安くなります
どちらも製品ページの出荷予定は2〜3週間です。10月15日の発売日から遊びたい人は、価格より納期を優先してください。
内蔵GPUで足りるかも検討しました。Ryzen 7 8700Gの内蔵GPU(Radeon 780M)は、上のグラフのとおり最低要件のGTX 1650を下回ります。しかもドスパラの8700G搭載機(AM-R7GIGA-01B)は15万9,980円(10月11日時点)で、RTX 5060を積んだ4500機と同じ価格です。メモリもDDR5の16GB×1枚で、内蔵GPUの性能が落ちやすいシングルチャネルの構成です。本作のために内蔵GPU機を選ぶ理由はありません。内蔵GPUで遊べるゲームの線引きはグラボなしでゲームはできるかで整理しています。
中古のゲーミングPCはおすすめしません。安く見えても、カクつきや起動しないといったトラブルが出たときに、原因がゲームの最適化なのか、前の持ち主の使い方で傷んだパーツなのかを自分で切り分けられないからです。本作のように発売前後で不具合報告が出ている作品では、なおさら判断が難しくなります。詳しくは中古ゲーミングPCを勧めない理由をご覧ください。
体験版で報告された不具合
体験版は2026年10月1日から、PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch・Steamで配信されています。Steamのフォーラムには、PC版に固有の報告がいくつか寄せられています。いずれもユーザーの投稿で、10月11日時点でKONAMIや開発元からの回答は確認できませんでした。製品版で直っている可能性もあります。
- 高リフレッシュレートのモニターで画面が真っ暗になる
- 起動しても画面が黒いまま進まないという報告が複数あります。2回目の起動から発生する例もあります。何Hzから起きるかは報告によって違い、120Hzと240Hzでは動いて280Hzで黒い画面になった、360Hzから240Hzに下げたら動いた、という例があります。共有されている回避策は、モニターのリフレッシュレートを下げる、NVIDIAアプリで最大フレームレートを60fpsや120fpsに制限する、ゲーム内のfps上限と垂直同期の組み合わせを変える、の3つです
- 設定ファイルを消すと直る例がある
- ユーザーフォルダの AppData\LocalLow\KONAMI にある設定ファイル(PLAYERPREFS.sav)を削除すると起動できた、という報告があります。画面設定などは初期値に戻ります
- スマートアプリコントロールで起動できない
- Windows 11のスマートアプリコントロールがオンの環境で「Failed to load il2cpp」と表示されて起動しない、という報告が1件あります(10月8日)。スマートアプリコントロールはWindows 11だけにある機能です
- 最初のエフェクトやカメラの動きでカクつく
- 初めて出るエフェクトで一瞬止まる、カットシーンでカメラが動くとfpsが落ちる、という報告があります。投稿者はシェーダーのコンパイルによるカクつきを疑っていて、PS5版では起きないと書いています
- ウルトラワイド対応は報告が割れている
- 21:9で遊べたという書き込みと、16:9にしか対応していないという書き込みの両方があります
- コントローラーの入力がおかしい
- 有線のDualSenseなどで、メニューやマップで「上」が押しっぱなしになるという報告があります。8BitDoのコントローラーで入力が大きく遅れるという書き込みもあります
スマートアプリコントロールは、以前は一度オフにすると再インストールしない限りオンに戻せませんでした。MicrosoftのスマートアプリコントロールのFAQによると、最近の更新プログラムを入れていれば、クリーンインストールなしで再びオンにできます。オフにする前に、Windows Updateが最新になっているか確認してください。
黒い画面の報告は、240Hz〜360Hzなど高リフレッシュレートのモニターを使っている人が中心です。リフレッシュレートと症状の関係はこちらのスレッド、NVIDIAアプリでの回避手順はこちらのスレッドで読めます(いずれもSteamのフォーラム、英語)。カクつきの仕組みと、ほかのゲームでの対処はシェーダーコンパイルのカクつきで解説しています。

Steam Deckや携帯ゲーミングPCで遊べるか
Steam Deckは未判定、体験版の報告は厳しめです
SteamのSteam Deck互換性情報を2026年10月11日に確認したところ、本作も体験版も「未判定」でした。Steam DeckはWindowsではなくSteamOSで動くので、Windows 11の要件はそもそも関係ありません。問題は性能です。
体験版でSteam Deckを試した人の報告は、あまり良くありません。
- 60fpsに届かない場面が多い
- ほとんどの場所で60fpsに届かず、カクつきもある。広いエリアでfpsが落ちる、という報告があります。Protonのバージョンを変えても改善しなかったそうです
- 1280×800が選べない
- Steam Deckの画面解像度である1280×800(16:10)を選べず、メニューやマップの表示が拡大・縮小を繰り返すという報告があります。起動前に解像度を1280×720にするよう勧める書き込みもありますが、効果の報告はまだありません
- テレビ出力では約40fps
- テレビにつないでフルHD・低〜中設定にしたところ約40fpsだった、という報告があります
代表的な報告はSteamのフォーラム(英語)で読めます。製品版でValveの判定が出て、最適化が進むかを確認してから買うのが無難です。
Windows搭載の携帯機はOSは満たすが性能が足りない
ROG Xbox AllyやLegion GoのようなWindows搭載の携帯ゲーミングPCは、出荷時のOSがWindows 11なので、OSの要件は満たします。ただ、Legion Go(Ryzen Z1 Extreme)が積むRadeon 780Mは、上のグラフのとおり最低要件のGTX 1650を下回ります。ROG Xbox Ally(無印)の内蔵GPUはさらに下で、ROG Xbox Ally Xは780Mより上ですが、それでも最低要件に届くかは分かりません。最低要件を割る携帯機で快適に遊べるかは、製品版の検証が出るまで判断できません。機種ごとの違いは携帯ゲーミングPCの選び方で整理しています。
携帯機で遊びたいのが本作だけなら、Nintendo Switch版(30fps)も選択肢です。KONAMI公式サイトの表記では、Switch版以外はすべて60fpsで、容量もSwitch版のほうが小さくなっています。
公式の推奨スペックをどう読むか
本作の推奨スペックは、解像度もfpsも書かれていません。公式サイトの「60fps」を手がかりに、フルHDで60fpsを想定していると読むのが自然ですが、これは編集部の解釈です。推奨スペックの前提が書かれていないのは本作に限った話ではなく、公式要件のどこを疑えばいいかは公式推奨スペックが当てにならない理由で5つの罠に分けて整理しています。
もうひとつ、2Dでもメモリは最低から16GBです。2Dだから8GBで足りるだろう、という思い込みは捨ててください。本作のような価格の手ごろな作品は、Steamのセールでまとめて買うと楽しみ方が広がります。同じくらいの重さで評価の高い作品はSteamセールで買う軽量な名作ゲームにまとめました。
そのほか押さえておきたいこと
- 発売日
- KONAMI公式は2026年10月15日です。Steamのストアページは10月14日と表示されています。同じKONAMIのSILENT HILL: TownfallもSteamでは国内発売日の前日が表示されていたので、日付の表示基準の違いと見られます。正確な解禁時刻はSteamのストアページで確認してください
- 価格とエディション
- Steam版はStandard Edition 3,850円、Midnight Edition 4,950円です(2026年10月11日時点)。Midnight Editionには、デジタルサウンド&アートギャラリーと、ゲーム内アイテム3種(トレバースタイルコスチューム、サイファスタイルコスチューム、魔導器「家族の肖像」)が付きます
- 早期購入特典
- アルカードスタイルコスチュームです
- 対応機種
- PS5、Xbox Series X|S、Xbox on PC(Microsoft Store)、Steam、Nintendo Switch。パッケージ版はPS5とSwitchのMidnight Editionのみです。PCGamingWikiによると、Microsoft Store版はXbox Play Anywhereに対応しています
- 日本語対応
- 音声は日本語と英語、表示は日本語を含む11言語です。Steamでは日本語がフル音声対応言語に入っています
- 開発
- 開発はEvil Empire、アドバイザーとしてMotion Twinが参加しています。2社は『Dead Cells』で知られ、2023年にはDLC『Dead Cells: Return to Castlevania』も手がけました
- ゲームパッド
- Steamの表記はフルコントローラーサポートで、DualSenseにも対応しています。ゲームパッド推奨の表示もあります。パッド選びはゲームパッドの選び方を参考にしてください
- レーティングと評価
- CERO C(15才以上対象)です。週刊ファミ通2026年10月22日号のクロスレビューは8・8・8・8の32点で、KONAMI公式サイトの表記ではゴールド殿堂入りです。2026年9月には日本ゲーム大賞のフューチャー部門を受賞しています
KONAMI公式の製品情報はCastlevania: Belmont’s Curse公式サイトで確認できます。
よくある質問
Q.Castlevania: Belmont's Curseの推奨スペック(必要スペック)は?
A.Windows 11、Core i5-10400、メモリ16GB、GeForce RTX 3060、DirectX 11、空き容量10GBです(2026年10月11日にSteam公式APIで確認)。AMD製CPUやRadeonの記載はありません。
Q.最低スペックはどれくらいですか?
A.Windows 11、Core i5-8400、メモリ16GB、GeForce GTX 1650、DirectX 11、空き容量10GBです。最低要件でもメモリは16GBが必要です。
Q.Windows 10では遊べませんか?
A.Windows 10は公式の動作環境に入っていません。10月11日時点で、体験版がWindows 10で動いたという書き込みは1件だけで、起動しなかったという報告は見つかりませんでした。ただ1件の体験版の報告なので、製品版がWindows 10で動く根拠にはなりません。無料の体験版で確かめることはできますが、起動できても不具合時のサポートは期待できず、アップデート後も動き続ける保証はありません。
Q.なぜ2DなのにWindows 11が必要なのですか?
A.KONAMIは理由を公表していません。描画APIはDirectX 11で、エンジンはUnity 2022.3と見られ、どちらもWindows 10で動きます。KONAMIのSteam作品では、SILENT HILL f以降の10本中6本がWindows 11のみですが、4本はWindows 10も対象で、一律ではありません。
Q.RTX 3050で遊べますか?
A.RTX 3050 6GBは最低要件のGTX 1650を上回り、推奨のRTX 3060には届かない位置です。遊べる見込みはありますが、60fpsを保てるかは発売後の検証を待つ必要があります。推奨を確実に超えたいならRTX 5050以上を選んでください。
Q.いちばん安く推奨スペックを満たすPCは?
A.2026年10月11日時点では、ドスパラのTHIRDWAVE AD-R5A55A-01W(Ryzen 5 4500・RTX 5050・メモリ16GB)の14万9,980円です。黒の01Bは5,000円高くなります。
Q.Steam Deckで遊べますか?
A.10月11日時点で、Steam Deck互換性は未判定です。体験版では60fpsに届かない場面が多い、1280×800を選べないといった報告が出ています。製品版の判定と最適化を確認してから判断してください。
Q.容量はどれくらい必要ですか?
A.Steamの表記は10GBです。KONAMI公式サイトではStandard Editionが8GB、Midnight Editionが10GBとなっています。
まとめ・次に読みたい記事
『Castlevania: Belmont’s Curse』の推奨スペックは、RTX 3060・Core i5-10400・メモリ16GB・容量10GBです。GPUは現行のRTX 5050で上回れるので、性能面のハードルは高くありません。ハードルになるのはOSで、公式要件は最低・推奨ともWindows 11のみです。KONAMIは理由を説明しておらず、同社のSteam作品でもSILENT HILL f以降の10本中6本がWindows 11のみと、一律ではありません。
本作が目当てなら、Ryzen 5 4500とRTX 5050の14万9,980円が推奨ラインを超える最安です(2026年10月11日時点、ドスパラの白)。ほかの3Dの新作も遊ぶなら、1万円足してRTX 5060を選んでください。Windows 10のPCを持っている人は、まず無料の体験版で動くかを確かめてください。ただ、動いても製品版で動き続ける保証はありません。発売後に要件の変更や実測データが出たら、この記事を更新します。ほかのゲームの目安は人気ゲーム別おすすめゲーミングPC一覧にまとめています。



